ここから本文です

内田篤人のブラジルW杯コロンビア戦。満身創痍で「もう走れなかった」

3/26(火) 6:21配信

webスポルティーバ

 3月22日、日本代表が、カルロス・ケイロス新監督の初陣として主力メンバーをほぼそろえたコロンビアに0-1で敗れた。善戦といえば善戦だが、見せ場らしい見せ場を作ることはできなかった。親善試合だからといえばそれまでだが、両チームともに、過去の2戦ほどのインパクトはなかった。

■森保J「出たとこ勝負」攻撃の限界。コロンビアとの差は埋まってない

 コロンビアとは2大会連続、W杯の本番で対戦している。昨年のロシアW杯では初戦で対戦し、2-1で日本が勝利を収めた。短期決戦においては、精神的な意味合いにおいても、また勝ち点計算のうえでも、初戦の重要性は高い。しかも、実力でははるかに及ばない相手にどうにか勝利したことが、日本の決勝トーナメント進出につながった。

 この勝利がことさらに印象深かったのは、さかのぼることさらに4年、ブラジルW杯での苦い敗戦の記憶があるからだろう。ちなみにブラジルW杯のコロンビア戦先発メンバーで森保ジャパンに招集されたことがあるのは、吉田麻也、長友佑都、香川真司、青山敏弘の4人。一方のコロンビアも、今回のメンバーで2014年の代表はハメス・ロドリゲスとGKカミロ・バルガスの2人だけだった。

 この時、日本はグループリーグの第3戦で対戦。コロンビアはすでに2勝しており突破を決めていた。日本は1分1敗で、勝利すればまだ突破の可能性は残されていた。だが、17分という早い段階でPKによる先制を許すと、前半終了間際に岡崎慎司のダイビングヘッドで同点に追いついたものの、後半に3失点して大きく引き離され、W杯からの敗退が決まった。

 後半に3失点したこともさることながら、この試合には、無力感に苛まれるような屈辱的な要素がいくつもあった。

 そこまで2戦2得点のエース、ハメス・ロドリゲスは後半からの登場。そのハメスになすすべもなく1得点2アシストを決められてしまった。また、85分からは43歳の控えGKが途中出場した。W杯最年長出場記録(当時)を作るための機会を提供してしまったわけだ。

 ブラジルW杯に臨んだ日本代表は、キャリア的にも年齢的にもピークを迎えつつある選手が多く、史上最強との呼び声も高かった。だが、その彼らでさえ一勝もあげられず、力を出し切る前に終わってしまった。

1/2ページ

最終更新:3/26(火) 6:21
webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

スポルティーバ
4月4日(木)発売

定価 本体1,800円+税

フィギュア特集『羽生結弦は超えていく』
■羽生結弦 世界選手権レポート
■羽生結弦 グランプリシリーズプレーバック
■宇野昌磨、髙橋大輔、紀平梨花、坂本花織ほか

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事