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NSXの存在意義を考える! フェラーリやポルシェより魅力はあるのか?(マイナーチェンジモデル試乗記)

3/26(火) 21:17配信

GQ JAPAN

いい仕事をする電気モーター

パワートレーンがハイブリッドゆえ、一般的な高性能スポーツカーらしい“音”や、エンジンの爆発する感覚が楽しめるかどうか気になる人も多いはずだ。しかし、それは問題ない。想像以上にガソリンエンジンを楽しめるのもNSXの特徴である。なぜなら、速度があがっていくと、V型6気筒エンジンが主体になるからだ。

搭載するV型6気筒エンジンは、爽快感のあるサウンドとともに、どこまでも加速していく感覚だ。運転しながら、なにか似ているクルマがあるだろうか……と考えたが、思いつかなかった。ポルシェやアストンマーティン、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンでもない。ホンダだから作れた、唯一無二のスーパースポーツなのだ。

そのエンジンと組み合わされる足まわりについても、今回のマイナーチェンジによってダンパーの設定が見直された。それにより、これまで以上に自然なコントロールが可能になったうえ、フラットライド感が強くなっている。同時に、操舵フィールも改善された。デュアルピニオン式のステアリングシステムの設定をあらため、ステアリングホイールの切り始めから一貫して、ドライバーがダイレクト感をより強く感じるようにしているという。くわえて、コンチネンタルが提供する専用タイヤも新しくなった。

こうした改良もあって、実際のコーナリング能力はすこぶる高かった。曲がりはじめから、抜け出して加速するまでの一連の動きは、息をのむぐらいの快感だった。ターンインのとき、すっとノーズが内側に向いていくタイミングの速さはおそらく電気モーターが”いい仕事”をしているのだろう。さすがだ。

また、速度域にかかわらずターンインが気持ちいい。なるほど、NSXはスポーツカーとしてよく出来ているのである。ドライブモードのなかでも、市街地向きの「クワイエット」でも、充分、忠実な操舵感覚が得られる。サーキットのみならず、あらゆるシーンでつねに楽しいクルマなのだ。

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最終更新:3/26(火) 21:17
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