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羽生結弦、四大陸選手権で宇野昌磨に動揺する様子を初めて見せる

3/26(火) 6:00配信

週刊女性PRIME

 5年ぶりの日本開催となった、世界フィギュアスケート選手権。3月23日にフリーの演技が行われ、絶対王者の羽生結弦は2位、宇野昌磨は4位でシーズンを終えた。

【写真】3月20日、ホテルを出てアリーナへ向かう田中刑事と宇野昌磨

「フリーでは羽生選手とネイサン・チェン選手がほぼノーミスで滑走。ともに200点を超える高得点を叩き出し、ハイレベルな戦いになりました」(スポーツ紙記者)

 ショートプログラムで3位と出遅れてしまった羽生だったが、フィギュアスケート解説者の佐野稔氏は、最初のジャンプで失敗したことが大きかったと分析する。

「4回転が2回転に減ってしまったのは非常に大きい失敗だったと思います。ほかのところでカバーして、羽生選手なりにしっかりとまとめたとは思うんですが、けっこうな痛手でしたね」

 宇野がショート6位に終わった原因も、ジャンプの失敗にあった。

「4回転の失敗を受けて、宇野選手は、次の4回転―3回転のジャンプを、4回転―2回転に変更しました。僕が考えるに、この変更は非常に賢い選択だったと思います。傷を深くすることなく、なんとか持ちこたえてフリーにつなげようという意思が見えましたね」(佐野氏)

 今大会は、羽生にとってはケガからの復帰戦となった。

「'18年11月に行われた、グランプリシリーズのロシア大会の公式練習で右足首を負傷。グランプリファイナルや全日本選手権を欠場し、リハビリに徹しました。約4か月ぶりの実戦となった世界選手権の記者会見では、ケガは完治していないもののコンディションは“100%”と語りました。

 “油も火もあるけれど、ちっちゃい部屋の中でずっと燃えている感じだった。やっと大きい箱の中で光って暴れ回る炎になれていると思う”という独特な言い回しで意欲と自信を表現したのが印象的です」(前出・スポーツ紙記者)

 宇野は世界選手権で2年連続の2位となっていて、今年にかける思いは強かった。

「今回の大会では、日本代表の選出順としては宇野選手が1番だったにもかかわらず、試合前の会見では羽生選手に質問が集中したんです。

 宇野選手への質問は、実に6番目でした。複雑な思いもあったでしょうが、 “気を遣って質問していただいてありがとうございます”と記者を笑わせたあとに、“調整も順調で、この試合に初めて結果を求めて臨みたいと思っています”と、今までにない強気のコメントをしたんです。自分が1位になるんだという意気込みが感じられましたね」(同・スポーツ紙記者)

 ふたりは、平昌五輪以来の再戦となる。

「宇野選手は、国内でもずっと羽生選手に次ぐ二番手という存在でした。オリンピックを含めた主要国際大会で6試合連続2位となり、“シルバーコレクター”と呼ばれるように。でも、今年2月の四大陸選手権ではルール改正後の世界最高得点となる197・36点をフリーで叩き出し優勝。自信を深めています」(同・スポーツ紙記者)

 宇野は本来、他人の評価や結果ではなく、自分が気持ちよく滑ることができているかを追求するタイプだった。

 平昌五輪で銀メダルを獲得したあとのインタビューでも、そのマイペースさを見せていた。

「五輪で緊張しなかったのは、目指していないってことなのかな。まだ何を目指していいのかわからないけれど、毎日、全力でよりよい滑りの結果を求めていく」

 楽しむスケートを追求する宇野にとって、羽生はずっと先を進む、孤高で憧れの“兄”だった。

「宇野くんが幼いころは、羽生くんが面倒を見ることもありました。10歳だった宇野くんが出場した'08年の『スケート・コペンハーゲン』では、トイレに行きたくても言い出せなかった彼を連れていってあげたことも。宇野くんは “ユヅくん”と言って慕っていました」(スケート連盟関係者) 

 羽生は3歳年下の宇野を“しょうま”と呼んで、弟のように可愛がっていたという。

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最終更新:3/26(火) 6:00
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