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「本当の罰を与えるべき」 英代表FW、EURO予選での差別行為にジェスチャーで抗議

3/26(火) 18:30配信

Football ZONE web

FWスターリング、“耳塞ぎパフォ”で抗議 「人種差別主義者たちを黙らせる最高の方法」

 イングランド代表は現地時間25日、欧州選手権(EURO)2020予選の第2戦でモンテネグロ代表と対戦し、アウェーで5-1の完勝を収めた。2連勝と最高のスタートを切ったイングランド代表だが、一方でモンテネグロのサポーターによる人種差別チャントが物議を醸している。英紙「ガーディアン」が報じた。

【写真】「人種差別主義者たちを黙らせる最高の方法」 英代表FWスターリングが見せた“耳塞ぎパフォ”での抗議

 最初に人種差別チャントに対してアクションを起こしたのは、所属するマンチェスター・シティでも同様の問題に向き合っているFWラヒーム・スターリング。この日チームの5点目となるゴールを決めると、モンテネグロサポーターが陣取る一角に向けて耳を塞ぐジェスチャーを見せた。

 試合後、スターリングは自身のインスタグラムに“耳塞ぎ”の写真を投稿し、「ちょっとは教育を受けたらどうだ」というハッシュタグとともに、「人種差別主義者たちを黙らせる最高の方法」とコメント。この投稿にはイングランド代表の同僚であるFWジェイドン・サンチョやDFベン・チルウェル、元同代表GKジョー・ハートらも同意、支援のコメントをつけている。

 また、スターリングは「もう2019年にもなっているんだから、こういった行為には本当の罰を与えるべきだ。何人かの出入り禁止とかではなくてね」と差別行為への罰則についても言及。「差別チャントがあったら、誰も試合を見られなくしたとする。そうなれば差別行為を誰も放置できないだろう。誰だって試合を見て、自分の国を応援したいんだから」と厳罰化を提案している。

サウスゲイト監督はUEFAに正式抗議を明言 「まったくもって受け入れられない」

 イングランド代表のギャレス・サウスゲイト監督は「受け入れられないこと」として、欧州サッカー連盟(UEFA)への正式抗議を表明。今回の事件について、次のように話している。

「とても悲しいよ。我々は素晴らしいパフォーマンスをして、(代表デビューとなった)18歳の(カラム・)ハドソン=オドイは試合後のインタビューでフル代表デビューの喜びについて語るべきだったのに、このようなことについて反応しなければならなくなった。最初は(人種差別チャントが)聞こえていなかったが、ダニー・ローズへの差別チャントはハッキリと聞こえた。まったくもって受け入れられない」

 イングランド代表として、差別行為を受けた選手たちへのサポートを明言したサウスゲイト監督。今後のUEFAの対応にも注目が集まっている。

Football ZONE web編集部

最終更新:3/26(火) 18:30
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