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「お金がない」が口ぐせだとお金が逃げる?ー“意識が現実になる”を証明した数学者

3/27(水) 11:51配信

PHP Online 衆知

「言葉」が「現実」に影響する仕組み

この世の物質と空間は、基本的にエネルギーと量子(素粒子)でできているわけですから量子論の法則とは「この世の本質の法則」ともいえます。

この法則で考えると「言葉が現実をつくる」という考えは、こう説明できます。

たとえば、「あの人は特別だから」とか、「あの人だからできるんだ」という言葉を使っている人がいます。

この「あの人は特別」とか、「あの人だから」という言葉を使っている前提の意識は大抵「私にはとてもじゃないけど無理」です。すると、その意識通り「やっぱりねー」となることも多いはず。

それは「やっぱりねー」という本音、つまり前提の意識に合わせて現実が確定しているからです。逆に「私は運がいい」という言葉が口ぐせの人には、実際に運がいい人が多いのではないでしょうか。

これも「幸運」という前提の意識に合わせて、そういう現実が展開されているからです。

「言葉」だけを、無理やり変えても意味がないワケ

一方で注意していただきたいことがあります。

それは、たしかに「言葉」は大事なのですが、そこに「意識」が伴わなければ意味はない、ということです。

言葉を使うという意味では、たとえば、「鏡に向かって『私は豊かだ』『私は素晴らしい』と毎日唱える」というような方法を試したことがある人もいるのではないでしょうか。

ご多分にもれず、私もです。「これって自己催眠みたいなものなのかなー」なんて考えてやってみましたが、結果は、正直上手くいきませんでした。

おそらく「これってどうなんだろう?」と途中で思ったので、余計に上手くいかなかったのだと思います。

何を「どうなんだろう?」と感じていたかというと、「これは逆効果ではないだろうか?」ということです。

というのも、こういう言葉を発しているということは「そう思い込もう」と頑張っている状態ですよね? でも、「そう思い込もう」と頑張っている時点で、今は「そうじゃないから」と思っているはずです。だったら思い込めるはずがない、と思いませんか?

もっといえば、実際に今、豊かで、実際に今、幸せを感じている人が鏡に向かって「私は豊かだ」「私は幸せだ」なんて言うでしょうか。
というような素朴な疑問が様々頭をもたげ、結局やめました。

あなたの周りの世界は、あなたの意識が作っている、と述べましたが、鏡に向かって言っている時の前提の意識と思考はどうなっていると思いますか?

細かく分析するとこんな感じのはず。

欠乏や不安に意識が向いているので欠乏や不安をいつも感じており、そこから逃れるために鏡に向かって「私は豊かだ」と言うことで欠乏と不安を解消しよう、という感じです。

そうなると、そもそも欠乏や不安を意識して鏡に向かって「私は豊かだ」とやっているので、量子はすでに欠乏と不安で状態を確定させています。
それに、そもそも欠乏や不安を感じているのに、無理やり「私は豊かだ」なんて言っているので、どこかで「これは嘘だ」と感じているはずです。

つまり、欠乏と不安を潜在意識に刷り込んでいることになり、ますますその状態で量子の状態が確定し、そういう現実が現れる可能性が高まるのです。

大事なのは「潜在意識のコントロール」です。

無意識に自分を卑下する言葉を使っていると、意識も引きずられて、そういう現実が確定します。そういう意味で、言葉は大事です。
プラスの言葉を使っても、最初は違和感を持ってしまい、なかなか効果が現れない、ということもあるでしょう。

でも、自分を褒め、認め、尊重する言葉も、使っていれば次第に慣れていきます。そして、その慣れに従って、あなたの現実も変わってくることでしょう。

小森圭太

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最終更新:3/27(水) 11:51
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