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インタビュー:アイビー・ロスに聞く、Googleのデザイン哲学。

3/29(金) 11:50配信

Casa BRUTUS.com

スマートフォンやスマートスピーカーなどを「Made by Google」として自社ブランドで発表するようになったGoogle。そのデザインにはどのような哲学が込められているのか? Google ハードウェア部門のバイス・プレジデントでデザイナーのアイビー・ロスに話を聞きました。

―私たちがGoogleというブランドをイメージしたときに真っ先に思い浮かべるのは青・赤・黄・緑のカラーリングのロゴです。しかし、最近、続々とリリースされているハードウェアには、異なるカラーパレットが使用されていると感じます。これにはどのような意図がありますか?

Googleはハードウェア開発にあたっての全体のコンセプトとして「Designed for Life」を掲げ、「Useful」「Simple」「Beautiful」なデザインを目指しています。たとえば《Google Home Mini》であれば、子供部屋やリビングルームに置いていただくものであり、そうであればポップなカラーリングも良いと思います。一方、スマートフォンであればプレミアム感を大切にして、より洗練された落ち着いた色を用いています。このように、プロダクトならではの適切な色を追求していますので、ロゴのような原色系にこだわる必要はないのです。

―スマートフォン《Google Pixel 3》についてお伺いします。初めて手にした時に、これまでのモデルに比べて、とても洗練された印象を持ちました。どのようなデザインを行っていったのでしょうか。

私たちの日常に欠かせない携帯端末のあるべき姿とはどういうものなのか――それを考え、まずは生活に製品自体がぴったりと適合することを想定してデザインに取り組んでいきました。

従来のテクノロジー製品というと、輝いていたり、何か目立って際立つようなものというイメージがあったかもしれませんが、私たちの「Designed for Life」というのは、あくまでもこれを使う人々の日常、環境に製品自体が馴染んでいくことが重要だと考えています。

たとえば、《Google Pixel 3》では、「触覚」をとても大事にしています。触るとよりわかりやすいのですが、スマートフォンを手にした時に背面にはマットな質感の部分とグロッシーな光沢感を持つ部分があります。マットな部分はちょうど手に持つ部分なので、なるべく機能面を考えて指紋がつかないように、特殊な「オプティカル フォトレジスト手法」を施しマットな質感をキープしています。一方で、触る必要のないところには光沢感を持たせているのです。

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最終更新:3/29(金) 11:50
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