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29歳が買った中古フェラーリに問題発生! 知られざるフェラーリの駐車場事情とは?(連載:29歳、フェラーリを買う)

3/29(金) 21:14配信

GQ JAPAN

価格は約4万円。高いと思うか、安いと思うかは人それぞれかもしれないが、セミオーダー品と考えればリーズナブルであるのでは? と、筆者は思う。なぜなら、フルオーダーで10万円以上する他社商品もあったからだ。とはいえ、汎用品であれば2~3万円で購入できる。はたして、エクストラを支払いジャストフィットするボディカバーをあえて購入する必要はあるのか?

「車体にぴったり合うボディカバーは、風のばたつきによって発生する傷を大幅に防ぎます。また、空気中の細かなちりやゴミ、花粉や黄砂がボディカバー内に入るのも防ぎます。これにより、屋外でもクルマが綺麗な状態で保管出来ます」と、仲林工業の代表取締役社長を務める仲川晃一氏が教えてくれた。

価格について聞くと「受注から裁断、縫製まで自社で一貫して製作しているからです」とのこと。色々と話を聞くうち、「これは購入して使ってみたい!」と、思い、オーダーした。

約10日後、我が家にボディカバーが届いた。裏側に起毛生地が使われているので、いかにもボディをやさしく守ってくれそうだ。「ずいぶん軽いなぁ」と、思ったら1枚生地という。これも、理由があって「4層や5層といった何層構造にもする必要はないと考えています。これらの多くは、はっ水性をもたせた生地、紫外線防止の生地など、異なる役割を持った生地を重ねて層にしただけです。しかし弊社は、生地の厚みなどを調整し、1枚にそれらの役割を集約しています」とのこと。

日々着用している感想としては、価格以上に価値あるボディカバーではないか? と、思う。花粉の多い今の時期でも、ボディの汚れを見事に防いでくれる。強い風の日もばたつきはないから、どこかに飛ばされてしまう心配もない。また、ボディカバーの裾全周にひもが通っており、そのひもを絞ることで、クルマにぴったり合わせられるのも便利だ。

安直なボクは、「2枚重ねて装着すればもっとキレイに保管できるのでは?」と、思い、もう1枚注文しようとしたが、仲川氏から止められた。というのも、1枚のボディカバーで必要な通気性を計算しているからという。2枚(2重)にすると、通気性が悪化し、カバー内が蒸れ、最悪の場合はクルマにサビが発生するそうだ。外装こそキレイに保てるかもしれないが、目に見えない部分のサビや傷みが進行するというから恐ろしい。

これまで、ボディカバーとはまったく無縁のカー・ライフだっただけに、今回の経験は貴重だった。なお、ボディカバーの装着は室内保管でも有効という。屋根の設置も考えていただけに、ボクの買い物は無駄にならずに済みそうだ。

ただし、ボディカバーこそ解決したものの、バッテリー充電をはじめ、2007年製タイヤの件など解決すべき問題はまだ多い。執筆者という立場にとってはネタが尽きないのはありがたいことではあるが……。

文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)、稲垣邦康(GQ)

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最終更新:3/29(金) 21:14
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