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「代表優先」はもう古い 久保建英のコパ・アメリカ招集案で問われる協会とJの姿勢

3/29(金) 11:25配信

Football ZONE web

複数代表を兼ねるのはナンセンス、新たな有望株のために明快な基準を…

 基本的に複数の代表を兼ねるのはナンセンスだ。先述のサンチョも、久保のように二つの年代別W杯のかけ持ちはしていない。

 そもそもこうした年代別世界大会は、成長過程の選手たちに経験を積ませる意味合いが濃く、いわゆる先進国は上のカテゴリーでプレー可能な選手の基準を下げて、結果を獲りにいくことはない。おそらくFA(イングランドサッカー協会)も、サンチョには年代別世界大会より、UEFAチャンピオンズリーグやブンデスリーガでのプレーを望んだはずだ。

 久保は、最近注目された選手ではないわけで、こうした急成長も想定の範囲内だったはずだ。だからこそJFA技術委員会は、代表での酷使を避けるためにも、あるいは今後育ってくる新しい有望株のためにも、明快な基準を示す必要がある。

 もし久保が欧州クラブへ移籍すれば、いくら東京五輪のためでも都合の良い招集はなくなる。JFAは相手がJクラブだからと甘えてはいけないし、FC東京も多くのサポーターに支えられたタイトルを争うプロクラブとして、毅然と権利を主張すべきである。

加部 究 / Kiwamu Kabe

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最終更新:4/6(土) 17:05
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