ここから本文です

NZ銃乱射事件で50人死亡 容疑者を突き動かした「妄想」とは

4/2(火) 11:02配信

FRIDAY

「ブレントン・タラント容疑者(28)は、’11年に仕事を辞めて欧州各地を旅行した。その際、移民の多さに驚き、反移民の思想を抱いたようです。さらに彼は’11年にノルウェーで77人を殺害した極右テロリスト、アンネシュ・ブレイビク(40)に影響を受けたと声明文に記しています」(現地紙記者)

ニュージーランド・クライストチャーチのモスクで3月15日、銃乱射事件が発生し、50人の死者と50人以上の負傷者を出した。容疑者がネット上に公開した声明文には『移民は白人国家を転覆させ、文化を破壊する』といった「被害妄想」が羅列されていた。

「極右的な白人至上主義を叫ぶ人々の勢いが世界的に増しています。容疑者は犯行をネットで生配信し、この動画がすぐに拡散した。ネット配信すれば情報が広がり、テロ行為に同調する人も出てくる。やっていることはイスラム過激派と同じです」(国際ジャーナリスト・山田敏弘氏)

ネットが媒介・助長するタイプのテロは、ますます増えていくと考えられる。

「’20年の東京五輪に向け、日本でもテロが起きる可能性は高い。大イベントの前には『秋葉原通り魔事件』のように、社会へ不満を持つ人物が突如、無差別殺人に走るようなケースが考えられます」(危機管理コンサルタント・菅原出(いずる)氏)

妄想に駆り立てられた個人が簡単にテロに走る今の時代。街に溢れる“ヘイト“を放置していたら、日本もその波に呑み込まれるだろう。

最終更新:4/2(火) 11:02
FRIDAY

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ