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初の声優レギュラー獲得は“南ちゃんネタ”のおかげ? いとうあさこ、あだち充原作「MIX」に本人役で出演!

4/2(火) 20:40配信

ザテレビジョン

4月6日(土)スタートのテレビアニメ「MIX(ミックス)」(毎週土曜昼5:30-夜6:00、日本テレビ系)で、いとうあさこがレギュラー声優を務めることが発表された。いとうは毎話“いとうあさこ”として、何らかのキャラクターに扮(ふん)して登場する。

【写真を見る】「タッチ」浅倉南ネタのいとうあさこもキャラクター化…!

「MIX」は、日本中を夢中にさせたあだち充の名作「タッチ」の、約30年後の明青学園野球部を舞台に、立花投馬(CV・梶裕貴)、走一郎(CV・内田雄馬)の兄弟が甲子園を目指す姿を描く、青春スポーツラブコメディー。4月6日(土)放送の第1話は、「タッチ」の原作でも描かれなかった30年前の甲子園決勝シーンから始まり、懐かしいキャラの登場、「タッチ」の浅倉南役・日高のり子の出演など、「タッチ」の世界とリンクした仕掛けが随所に散りばめられており、若い世代だけでなく往年のファンも楽しめる作品となっている。

このたびレギュラー出演することになった

いとうは、自身がブレークしたきっかけが「タッチ」のヒロイン・浅倉南に扮しての一人コントだったという縁もあり、「タッチ」の世界とリンクした「MIX」に出演することに。主人公の横を自転車で横切る女子高校生、たい焼きの屋台のおばちゃん、主人公に恋する乙女など、さまざまなキャラクターになって、毎回劇中にほんの一瞬だけ登場し、「MIX」の作品世界をバックアップする。さらに、「#いとうあさこを探せ!」というウェブ連動企画も実施される予定だ。

■ すぐにアフレコのコツをつかみ大熱演!

いとうは、先日都内スタジオで行われたアフレコ収録に参加。「よろしくお願いします!」とスタッフに明るい笑顔であいさつしながら現場に入る。アニメ映画で声優に挑戦した経験はあるが、テレビアニメにレギュラー出演するのは今回が初めてといういとうは、監督たちと簡単な打ち合わせをした後、柔軟体操で体をリラックスさせてから、収録へ。何テイクか録音するときはアドリブを飛ばしたり、大声を出すシーンでは体を大きく動かしたりと、見事な演技を披露した。

スタッフも、アフレコのコツをすぐにつかんだいとうを絶賛。派手な芝居に思わず大爆笑する一幕もあり、収録は和やかムードのまま順調に終了した。

「MIX」の“レギュラー出演者”として、アフレコに参加したいとうあさこは、収録後、あだち充作品に出演する喜びや、アフレコの感想などを語った。

■ いとうあさこ本人が語る浅倉南ネタの極意とは?

――あだち充作品に思い入れはありますか?

いとうあさこ:めちゃめちゃありますね。やっぱり「タッチ」は“うっかり同居”って設定がすごく好きで…。一緒に住んではいないですけど、真ん中に部屋がある…。若い男女がそこでキャッキャして、いつの間にか恋をしているという設定が好きなんです。

――出演することが決まっていかがでしたか?

いとう:いまだに信じられません。「MIX」の(原作の)連載が始まった時、漫画の中にファンレターみたいなのが出てきたんです。その名前が「あさこ」だったんですよ。それで勝手に、私のことだって(笑)。

浅倉南ちゃんのネタをやっていた頃は、あだち先生と接触することはもちろんないですけど、お断りを入れたわけでもなく、日本中の南ちゃんファンから苦情が来ました(笑)。あと、新体操を目指す小学生から「やめてくれ、リボンを回すと笑われる」って…。小学生にはお返事を書いて、「大丈夫だよ、こんなのは一時のものだから。自分を信じてリボンを振り回していたら開花するからやめないでね。私もやめないけどね(笑)」っていう手紙を送りました。それくらい南ちゃんの反響は大きかったです。

このネタは、やる勇気ですよね(笑)。世に出ると思っていなかったです。毎月作るネタの一つで、実際あのネタはネタ見せでは落ちていたんです。全然受からなくて…。「“イライラする”って言葉はちょっと…」と言われてたんですけど、ある日イベントでやったら、バカウケして。そしたらディレクターさんが、「ごめん、ウケるんだね。テレビ出るか?」って。

その後、日高のり子さんとお仕事でご一緒したときに「南、イライラする」って言っていただけたんですよ。すごくないですか? でも、「『浅倉南、40歳』だけは言えない」って(笑)。

やっぱり南ちゃんというすてきな偶像があるから。「でも、南ちゃんだってイライラするさ」ってことで、たくさんの方に面白がっていただけて…。もう、一生忘れられないです。

■ 「あんた、あだち先生の作品に出るよ」って過去の自分に伝えたい

――アフレコを終えて、いかがですか?

いとうあさこ:自由にやらせていただいたのでありがたいです。皆さん、優しくニコニコしてくださって。でも、赤いランプの2度目が「ストップ」という意味だっていうことは、アフレコが全部終わってから知りました(笑)。ピカピカするから「もっと笑え、もっと笑え」って意味だと思って、「あはは、あはは」って。私の体感だと2分は笑っていました(笑)。

そもそも、画面の後ろの方を通り過ぎるって聞いただけで、狂喜乱舞とはこのことだ、というくらい喜んだのに。キャラクターたちと共演ですよね? そこにまさか声も入れていただけるとは知らなかったので…。あの頃の自分に教えてあげたいって言いますけど、まさにそれですよね。「あんた、あだち先生の作品に出るよ」って。あの当時は、明青学園の30年後が描かれるなんて思っていないから、それも含めて伝えたいですね。

――原作の漫画はお読みになっていますか? 作品の魅力はどこにあると思いますか?

いとう:読みました。「タッチ」の頃から、さらにあだち先生の遊び心が強くなっている気がしました。楽しそうですよね。読んでいる私たちも楽しいし。

あだち先生のマンガの好きなところは、時間の流れがゆっくり見えるところ。一つのことをたっぷり見せてくれるじゃないですか。不思議なんですよ、ゆっくりなんだけど時が流れていて、静かなエネルギー、静かなスピード感。ページをめくっているとワクワクします。いわゆるコメディーの「…」のコマが世界一うまい先生じゃないかなと思います。それが「タッチ」でも楽しかったのに、「MIX」ではより強くなっているから。それがアニメになるとどうなっているんだろうってすごく楽しみですね。

■ ウォーリーより探すのが難しいかも

――今回演じたキャラクターについては、いかがですか? ご自身と似ていますか?

いとうあさこ:笑っちゃった。これ、見つけたら相当うれしいぞ。ウォーリーより難しいかもしれないですよね。サッて行くから。すごくニヤニヤした。

確かに制服着ている割には、ほうれい線あるよねって(笑)。私の顔って平らなので。上野で40年絵描きをやっていた人から「お金返すから帰ってくれ、描けない」って言われましたから(笑)。「いいから描いてくれ」って言って描いてもらったら化け物みたいな絵が出来上がりました(笑)。それくらい私は描きにくいので、「MIX」ではよく描いてくださったなとニヤニヤします。もっとほうれい線が強くてもいいですね。違和感で見つけてもらわないと(笑)。

――最後に、放送を楽しみにしているファンの方々にメッセージをお願いします

いとう:お話がそもそも楽しいのと、懐かしき人たちも大人になって出てくるので、あの学校が30年経ってこんなに変わっていたんだというのも楽しめますし、若い方は若い方で楽しめると思います。青春真っ只中のお話ですから、あと、それに付随して“あさこをさがせ!”も楽しんでください。

でも、ずるいですよね、殿方が2人出るって。どっちもタイプの違うイケメンだとずるいよ。「タッチ」のタッちゃん、カッちゃんだって、どっちを選んだってどうなるわけでもないのに、みんなでどっち派か話し合いましたもんね(笑)。

※日高のり子の「高」は、“はしごだか”が正式表記(ザテレビジョン)

最終更新:4/2(火) 21:13
ザテレビジョン

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