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「自分たちのサッカー」問題に"先生"岩政大樹が一石! 言語化されてこなかった「本質的な原則」とは?

4/2(火) 6:00配信

週プレNEWS

日本サッカー界で昨今よく聞かれる「自分たちのサッカー」という言葉。元日本代表の頭脳派センターバックで、"先生"の愛称で親しまれる岩政大樹氏は、この言葉に「相手」を含めない風潮があることに疑問を呈す。

一昨年に上梓(じょうし)した自身初の著書『PITCH LEVEL 例えば攻撃がうまくいかないとき改善する方法』は「サッカー本大賞2018」を受賞。「ピッチ目線」で語られる考察は示唆に富み、サッカーの見方が180度変わると話題になった。

『FOOTBALL INTELLIGENCE 相手を見てサッカーをする』では前作以上にサッカーの本質に迫り、日本サッカー界が次のステージに進むために最も向き合うべきテーマである「相手を見てサッカーをする」ことの言語化に挑んでいる。

* * *

──タイトルで「FOOTBALL INTELLIGENCE」「相手を見てサッカーをする」という言葉が並べられているのが印象的でした。

岩政 サッカーをよく知っている選手やうまい選手に対して、「インテリジェンスが高い」と表現することがありますが、そういう選手って、要は相手を見てサッカーをしているわけですよ。相手を見た上で、相手によってやり方を変え、相手のいやがることをする。

昨今、「自分たちのサッカー」という言葉がひとり歩きしていますが、個人的には「相手を見る」という観点があまりにも欠落した状態で語られていることに違和感を覚えていました。この本では、相手を見てサッカーをするために必要な視点や考え方について噛(か)み砕いて説明しています。

──本書は、「『相手』を見るための良いポジショニングとは?」「システム上の急所を知る」「駆け引きで優位に立つ」の3章で構成されていますよね。

岩政 いちばん重要なのは、いいポジショニング、つまりいい立ち位置です。皆さんよく言いますけど、選手は試合中にせいぜい2、3分しかボールに触りません。つまり、ボールを持っていない時間がほとんどだからこそ、オフザボールでの立ち位置が非常に重要になってくる。

インテリジェンスの高い選手ほど、ボールが来る前にどこにポジションを取ればいい判断ができるのか、という意識を強く持っています。

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最終更新:4/2(火) 6:00
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