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「自分たちのサッカー」問題に"先生"岩政大樹が一石! 言語化されてこなかった「本質的な原則」とは?

4/2(火) 6:00配信

週プレNEWS

──相手を見るためには、まず立ち位置が重要だと。

岩政 しかし、日本サッカーにおいて、いい立ち位置というものは必ずしも言語化されていません。現在、日本代表や海外のリーグで活躍するトップオブトップの選手たちは、プロで経験を積むなかでやっとそれを見つけていくという状況です。

例えば、ヨーロッパではどんどんいい選手が出てきますが、どれだけ若くても、ポジションや局面ごとのいい立ち位置を最低限は知っている。彼らはみんな育成年代で教わっているのではないかと。

そこが日本との大きな違いであり、そんな日本サッカーの現状に対して問題提起したい、というのもこの本を出した理由のひとつです。

──岩政さんは現役時代、空中戦で無類の強さを誇りました。例えば、セットプレーにおけるいい立ち位置とはなんですか?

岩政 そもそもすべての局面において、いい立ち位置の原則というのは相手の裏を取ること。言い換えれば、いかに相手を外せるかが重要なのです。

セットプレーにおいては、キッカーがボールを蹴る瞬間に、自分をマークするディフェンダーの背中側、つまりボールと逆サイドに立てるかどうか。ディフェンダーはキッカーがボールを蹴る瞬間に、その軌道を確認するため必ずボールを見なければなりません。

その一瞬でディフェンダーの背後を取れれば、相手は自分とボールを同一視野に収めることができなくなり、そこから相手のベクトルの逆を取ることで基本的にマークを外せるのです。

──キッカーが蹴る瞬間の立ち位置がポイントなんですね。

岩政 そして、得点を取る確率を高めるためには、相手の前(ニア)でシュートすべきです。つまり、キッカーが蹴る瞬間にディフェンダーの背後にポジションを取り、相手のマークを外したら、すかさず相手の前に入り込むのです。

相手の背後(ファー)では、スタンディングか下がりながらのシュートで難易度が上がりますし、かつ相手のレベルが高くなればボールが背後に来る前にディフェンダーにクリアされてしまうケースが多くなる。

ところが、相手の前に入れば、ボールに対して正面から向かっていく形になり、当たればゴール方向に飛んでいくため、たとえヘディングがへたでも得点を奪える可能性は高まる。だからこそ、ディフェンダーは自分の前でやられたくないのです。

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最終更新:4/2(火) 6:00
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