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左手首の耐えられない軽さ:スマートウォッチなしで過ごした1週間から見えてきたこと

4/4(木) 18:10配信

WIRED.jp

スマートウォッチなどのウェアラブル端末を欠かさず腕に着け、まるで中毒のようにアクティヴィティのトラッキングにはまっていた日々。そこからいきなり、端末なしの生活を送ったらどうなるか──。約1週間半にわたって脱ウェアラブルな生活を送って、見えてきたこと。

それでもスマートウォッチを身につける理由とは?

ことの始まりは、手首に小さなブツブツとした発疹が現れたことだった。ある日いきなり赤く腫れ出したかと思うと、かゆみが襲ってきたのだ。ハイキングで何か怪しいものにでも触れたのだろうか?

結局、発疹は手首以外の部分に広がることなく、やがて消えてしまった。そこからまたスマートウォッチを着ける生活に戻ったのだが、それも束の間、手首には再び赤い発疹が現れ始めた。

もはやスマートウォッチ中毒だった

そんなわけで、これまで何年もの間、何らかのBluetooth対応端末を左手首に着けてきたにもかかわらず、スマートウォッチなしの生活を送るようになった。

炎症の原因はいまだにわからないが、勝手に原因を予想をするのも無責任な話だろう。それに当時は、ガーミンのスマートウォッチか「Apple Watch」、ブレスレットを、代わるがわる身に着ける生活をしていたのだ。

もはやアクティヴィティ・トラッキングは、中毒のようなものになっていた。

もちろん、そうして集まった情報に興味があるのは自分だけだ。それなのに、ジョギングも、ハイキングも、水泳も、サーフィンで乗った波の本数も、繁華街の散歩も、自分の手首で記録されていないと無価値であるかのように感じてしまうのだ。

とはいえ、こういったアクティヴィティトラッカーの価値は、それに要する労力に必ずしも見合っているとは言えない。それぞれ専用の充電アダプターがあることにはうんざりするし、やたらと頻繁に充電しなければならない。

いったい何のために、わざわざそんな努力をしなければならないのだろう? ただ歩数を数えるためだけに?

考えれば考えるほど、まるで腕時計型「たまごっち」を思わせるこの端末と距離を置く必要性を感じるようになった。そこでスマートウォッチに別れを告げることにしたのだ。

ところが、すぐに元の生活が恋しくなってしまった。

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最終更新:4/4(木) 18:10
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