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HPは高解像度な新型VRヘッドセットで、法人のニーズを狙い撃つ

4/4(木) 18:11配信

WIRED.jp

HPが新しい仮想現実(VR)のヘッドセット「HP Reverb」を発表した。最大の特徴は解像度の高さ。これまでより違和感を軽減しながら長時間利用してもらえる設計にしたことで、狙うのは医療やビジネスの現場での利用だ。

狙いは「ビジネスソリューション」

HPが初の仮想現実(VR)ヘッドセットを市場投入したのは2017年だった。「HP Windows Mixed Reality Headset」と名付けられたこのヘッドセットは、マイクロソフトの複合現実(MR)プラットフォームに対応し、「Oculas Rift」や「HTC Vive」などの競合製品になるはずだった。

一方で、この業界では日進月歩で技術革新が進んでおり、どのメーカーも解像度の向上とインサイドアウト方式のトラッキング機能のレヴェルを高めることに注力している。そして、HPも例外ではない。

発表されたばかりの新型ヘッドセット「HP Reverb」の最大の特徴は解像度の高さだ。そのぶん価格も上昇している。

前のモデルは発売当初、コントローラー付きで449ドル(日本では税抜き5万9,800円)だったが、いまでは260ドル(約2万9,000円)程度で購入することができる。これに対して最新モデルは、「Consumer Edition」が599ドル(約6万7,000円)、「Professional Edition」は649ドル(約7万2,000円)になった。なお、出荷開始は4月後半を予定している。

特筆すべきは解像度の高さ

新型ヘッドセットの重量は1.1ポンド(約500グラム)と、前の製品の1.8ポンド(約820グラム)と比べて軽量化が進んでいる。また、金具で大きさを調整するヘッドバンドではなく、面ファスナーで止めるヘッドストラップを採用した(ちなみに、見た目はOculusのRiftにかなり似ている)。

この手のヘッドストラップは頭の後ろで手探りで止める必要があり、髪の毛をはさんだりしてひどいことになりがちだ。それでもHPは、この形状のほうが着用したときに快適で、頭にしっかりフィットすると主張する。

Reverbには3.5mmのジャックで着脱可能なヘッドフォンが付いており、モーションコントローラーのベアリングに使われるBluetoothチップも内蔵する。

しかし、特筆すべきはやはり片目で2,160×2,160ピクセルというディスプレイの解像度だろう。HTCの「Vive Pro」やサムスンの「Odyssey」、Acerの「Mixed Realuty Headset」などは、どれも2,160×1,200ピクセルである。Reverbは視野角も114度と、Viveの110度より広い。

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最終更新:4/4(木) 18:11
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