ここから本文です

ヒントはチューリップ賞組。令和を目前に桜花賞で美しく舞う穴馬3頭

4/5(金) 6:20配信

webスポルティーバ

 3歳牝馬クラシックの初戦、GI桜花賞(阪神・芝1600m)が4月7日に行なわれる。

【写真】安藤勝己が厳選「3歳牝馬番付」

 昨年は、年明けのシンザン記念(京都・芝1600m)から直行という、異例のローテーションで挑んだアーモンドアイが優勝。大外から悠々と他馬をかわしていった姿に、見ている誰もが度肝を抜かれた。

 以降、同馬はオークス(東京・芝2400)、秋華賞(京都・芝2000m)も勝って、史上5頭目の牝馬三冠を達成。その後も、ジャパンカップ(東京・芝2400m)を制し、先日はドバイターフ(UAE・芝1800m)まで完勝して、世界トップクラスの馬へと登り詰めた。

 しかし、そんなアーモンドアイも当時は2番人気だった。1番人気は、GI阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神・芝1600m)の覇者で、桜花賞まで4戦無敗できたラッキーライラック。単勝1.8倍と、断然ムードだった。

 そういう意味では、アーモンドアイの勝利も大方の予想を覆(くつがえ)すものだったわけだ。

 それを考慮すると、”堅い”イメージがある桜花賞も意外と波乱が多い。過去10年の勝ち馬を振り返ってみても、2013年のアユサン(7番人気)、2015年のレッツゴードンキ(5番人気)、2017年のレーヌミノル(8番人気)と、伏兵陣がしばしば金星を挙げている。

 ということで、今年も番狂わせが起こることを願って、ビッグな馬券をもたらしてくれる立役者を過去のデータから探し出してみたい。

 まず注目すべきは、最も重要視されているトライアル、GIIチューリップ賞(阪神・芝1600m)組だろう。

 桜花賞過去10年の1~3着馬、計30頭のうち、半数を超える19頭(※)がこのレースから挑んでいる。もちろん、その中には穴馬も多数いる。
※チューリップ賞出走馬は20頭だが、2010年の2着馬オウケンサクラはチューリップ賞(4着)のあと、フラワーC(1着)を経て桜花賞へ

 その穴馬の中で目立つのは、チューリップ賞で好走しながら、人気が上がらなかった馬だ。いい例が、先述のアユサン。同馬はチューリップ賞で3着と善戦するも、7番人気の低評価に甘んじた。

 その他、2010年に3着となったエーシンリターンズ、2014年に3着となったヌーヴォレコルトも、それぞれチューリップ賞で3着、2着と好走していたが、前者が11番人気、後者が5番人気と低評価だった。

 本番と同じ条件で行なわれ、有力馬の出走も多いトライアル戦だけに、本来このレースで上位に来た馬は無条件で”買い”だ。

 そこで、今年のチューリップ賞(3月2日)だが、1着ダノンファンタジー、2着シゲルピンクダイヤ、3着ノーブルスコアという結果だった。本番でも1番人気が濃厚なダノンファンタジーは別として、2、3着馬は人気上昇の気配はなく、どちらにも食指が動く。

 ともに狙い目であるが、先例であるエーシンリターンズ、ヌーヴォレコルトは、2走前にも勝っていてチューリップ賞でも好走した。そうした直前の勢いを加味して、同じく2走前に勝っているシゲルピンクダイヤをここでは推したい。

 同馬は、2戦目の未勝利で初白星。そこから4カ月の休養を挟んで挑んだチューリップ賞でいきなり2着と奮闘したのだ。

 休み明けでこれだけのパフォーマンスを見せたのは、素質が高い証拠。しかも、まだキャリア3戦と、本番までの伸びしろも大いに見込める。同じ舞台で、再びファンをあっと言わせる激走を見せてもおかしくない。

1/2ページ

最終更新:4/5(金) 6:20
webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

スポルティーバ
4月4日(木)発売

定価 本体1,800円+税

フィギュア特集『羽生結弦は超えていく』
■羽生結弦 世界選手権レポート
■羽生結弦 グランプリシリーズプレーバック
■宇野昌磨、髙橋大輔、紀平梨花、坂本花織ほか

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事