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橋下徹 さらば我が師、堺屋太一〈先生に口説かれて、政治のスイッチがONになりました〉【全文公開】――文藝春秋特選記事

4/5(金) 6:00配信 有料

文春オンライン

故・堺屋氏

「先生、これはいけませんよ、本当に。先生には、2025年大阪万博のテープカットに立ってもらわなきゃ困るんですよ」

 告別式で、堺屋太一さんの遺影にこう語りかけたとたん、いきなりグッときちゃいましたね。もうちょっと堪えられると思ったんですけど、歳なんですかね。遺影の中の眼鏡の奥の優しい目を見て、いろいろなことを思い出してしまいました。

 あの笑顔と優しい眼差しは、初めてお会いした日からずっと変わることがありませんでした。2月17日の告別式に集まった1000人を超える方たちは、みんな同じ気持ちだったのではないでしょうか。

「団塊の世代」の名付け親として知られる作家・堺屋太一氏が、2月8日、83歳で亡くなった。通産官僚として活躍した堺屋氏は、1970年、大阪万博の企画・運営を担当して成功に導く。76年刊行の『団塊の世代』がベストセラーとなり、高齢化社会をいち早く予見して話題を呼んだ。歴史小説も数多く執筆。小渕内閣、森内閣では経済企画庁長官を務めたほか、地方分権論者として知られ、橋下徹氏を口説いて大阪府知事選に出馬させた張本人でもあった。弔辞で「政治家の人生を与えてくださった」と感謝した橋下氏が、堺屋氏との日々をふりかえった。 本文:7,916文字 写真:5枚

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橋下 徹/文藝春秋 2019年4月号

最終更新:4/6(土) 13:40
記事提供期間:2019/4/5(金)~12/1(日)
文春オンライン