ここから本文です

一緒に週末を過ごすのは月に1回だけという夫婦の実態

4/5(金) 5:20配信

東京カレンダー

東京には、様々なライフスタイルを持つ者がいる。

中でも、最近特に注目されているのが「デュアルライフ(2拠点生活)」だ。

通信機器の発達により、東京と地方、東京と海外などでデュアルライフのための環境が整ってきたことも大きく影響しているのだろう。

では、その実際の暮らしぶりとは、どのようなものだろうか?その実態を覗いてみる。

名前:岡本春樹 34歳(仮名)
住まい:代々木上原(1ヶ月の3/4)、福岡(1ヶ月の1/4)
職業:医療系IT企業の取締役
家族:福岡に暮らす妻・理沙子 32歳(仮名)


「僕は、とにかく自由を追い求めるタイプの人間なんですよ。そんな僕が今結婚できているのは、“遠距離結婚”を選んでいるからだと思います」

待ち合わせの『アンダーズ タヴァン ラウンジ&バー』に現れた春樹は、コーヒーを注文すると早々に話し始めた。

春樹は、地元福岡から早稲田大学に進学。卒業後は、外資系戦略コンサルティングファームに勤務。もともと独立志向が強かった春樹は、仕事後は合コン三昧の同僚を横目に起業塾など経営者が集まる会に参加していた。

そこで知り合った経営者が、現在の春樹の会社の社長だ。彼から医療系IT会社のスタートアップに誘われ、春樹は現在その会社の取締役5年目とのこと。

そんな春樹は福岡に住んでいる妻と遠距離結婚1年目。そのため、妻のいる福岡と東京でのデュアルライフを送っているという。

まだ結婚1年目の春樹に「寂しくはないのか」と聞いてみると、彼は笑顔で顔を横に振り、「僕は永遠の旅人タイプですから」と言った。

春樹が、自分のことを「永遠の旅人」と言うのには、大きく3つの理由があるという。

理由その1 未知との遭遇を常に求める

「僕、昔から自由気ままに旅をすることが好きだったんです。大学時代は山岳サークルに入って日本各地を巡りました。日本にはこんなに美しい場所があるのか、と感動して世界に目を向けるようになりました」

大学時代に世界を旅する者は多い。春樹もまさにそんな一人だったようだが、彼の場合はかなり本格派だったようだ。

「4ヶ月ほどかけて世界一周旅行にも行きました。インドではマザーテレサの施設でボランティアを行い衝撃を受け、セドナで出会った日本人とはその後仕事で偶然の再会があったりして。未知の場所に行って、様々な価値観の人に出会うことが好きなんです」

意気揚々と旅の出会いについて語り始める春樹。今でもその情熱は続いていて世界中を旅しており、最近ではスペインに行ってきたとのこと。

「旅行に行くと言っても、わざわざ有給をとってという概念はないです。地球の裏側からでも、パソコン一つあれば会議にも参加できますからね。リモートワークの一環です」

旅をすることが、ライフワークのひとつになっているようだ。

1/3ページ

最終更新:4/5(金) 5:20
東京カレンダー

記事提供社からのご案内(外部サイト)

東京カレンダー

Tokyo Calendar.Inc

2019年7月号
5月21日発売

定価800円(税込み)

大人が楽しむハワイ
まだまだ知らなかった「ハワイ」がある

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事