ここから本文です

イチロー、今までありがとう!さてプロ野球開幕やけど、なぜ指揮官が先にオーダー発表?【岡田彰布のそらそうよ】

4/7(日) 10:00配信 有料

週刊ベースボールONLINE

イチローの引退について、彼の意思を尊重するよ

オープン戦最終戦が終わった後に開幕スタメンのメンバーをおおむね公表した阪神の矢野監督[中央]や激励会で公表した巨人・原監督。オレはなぜ公表してしまうのか……と思ってしまうわけよ/写真=BBM

 あらためてイチローのことを思う。ホンマに引退となった。もちろん、まだやれるに違いない。惜しい、もっとやってほしい……。そんな声が鳴りやまない。でも、これがイチローの決断である。彼ほどの選手よ。周囲の声に惑わされない。あくまで本人の意思。それを尊重するしかない。

 45歳か……。よくもここまでやったよね。50歳のメジャー・リーガーが見られるかもとオレもワクワクしたけど、45歳でもホンマ、立派やったよ。オレが引退を決意したのは38歳のとき。当時は長くやったほうやった。今でこそ40歳以上の選手が各球団でプレーしているけど、その当時は30代のうちに引退ということが多かった。ほとんどが体力面の限界。オレもそうやった。ヒジ、肩、足、腰……とすべてを痛め、それが持病になっていた。満身創痍というのか、思ったようなプレーができなくなって、これが限界と悟った。

 イチローもそうだったんだろうか。最後の最後、自分のイメージとは違う形になっていったんだろうね。例えば、目で言えば、反応が鈍くなり、微妙なズレが生じる。こんなことで、気がつく。すべてに突出した能力を持っていたイチローだけに、このわずかなズレは大きな違いとなって、はね返ってきたのではないだろうか。

 不世出のオールラウンダーやな、彼の決断を認め、ファンは今後のイチローに、期待を寄せる。これから、どういった野球への携わりをしていくのか。日本球界との関係は? でもイチローはどこまでもイチローやと思うよ。独創的な感覚で、再びわれわれを楽しませてくれるに違いないわ。それを期待して、今までありがとう!! と、このコラムを借りて伝えたい。

 さて、日本のプロ野球の開幕である。実はこのコラムは開幕前日(3月28日)に書いている。これまでも何度も書いたけど、出版物には締め切りがある。だから開幕を見届けることはできないわけだ。これが残念でならない。しかし、締め切りは容赦なく迫ってくる、だから開幕の勝ち負けに関係なく、話題をつづっていくしかない。

 それで開幕にあたって感じたことがある。それは・・・ 本文:2,237文字 写真:1枚

続きをお読みいただくには、記事の購入が必要です。

すでに購入済みの方はログインしてください。

  • 税込108
    使えます

サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。 購入後に記事が表示されない場合はページを再度読み込んでください。 購入した記事は購読一覧で確認できます。

週刊ベースボール

最終更新:4/7(日) 10:00
週刊ベースボールONLINE