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廃墟から立ち上がった街 ヴァル・ディ・ノート

4/7(日) 12:02配信

ナショナル ジオグラフィック日本版

「イタリアの知られざる世界遺産7選」第7回

見どころ:壮麗な後期バロック様式建築と革新的な都市計画

 シチリア島にやってくる旅行者の多くがタオルミーナやパレルモに集まるが、島の南東部に位置する静かなヴァル・ディ・ノート地域では、現代的な美食、洗練されたホテル、ヨーロッパの魅力的な空気がすべて味わえる。

ギャラリー:イタリアの知られざる世界遺産7選

 2002年に、ヴァル・ディ・ノートの8つの街(カルタジローネ、ミリテッロ・イン・ヴァル・ディ・カターニア、カターニア、モディカ、ノート、パラッツォーロ、ラグーサ、シクリ)が、世界遺産に登録された。1693年の地震で壊滅的な打撃を受けた後に建設されたこれらの街の魅力は、壮麗な後期バロック様式の建築と革新的な都市計画だ。

 絶景で知られるモディカの街では、細い路地を通り、いくつもの階段を上ってようやくたどり着ける見晴らしポイントに行ってみよう。美食家には、古代アステカのレシピにヒントを得たおいしいチョコレートがおすすめ。

 ヴァル・ディ・ノートの中でもっとも混雑する街、ノートもまたすばらしい。この街の建物は直線に沿って整然と建てられており、これは後期バロックの都市計画の典型例だ。ラグーサとシクリは小さくとも美しい街で、柔らかいオーカー色の建物が丘の上に並ぶ。

文=JUYOUNG SEO/訳=北村京子

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