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[当事者と地方議員]派遣社員・非正規―おぐら修平足立区議

4/8(月) 16:32配信

政治山

これからの時代、議員のやる事はたくさんある

 今の時代、行政のやるべき範囲が広がっていて、官民誰がやることなのか線引きが難しく、議員のやることも山ほどあります。机上の空論でなく、地域の暮らしに根ざして実際に起きている現場の課題を可視化することが重要じゃないかと思うのです。事件は現場で起きる。現場に魂ありで。

 特に、これまで人の命に関わることや、社会的弱者やマイノリティが抱える課題というのを重点的に取り組んできました。例えば、足立区で引きこもりの若者(足立区内に推計約1,500人)とか、ニートの若者(推計約3,500人)の置かれた状況ですが、学校卒業後、職に就けずにアルバイトも経験したことがなかったり、高校中退となると就職したくても履歴書で弾かれるわけです。

 特に新卒でもなく、職歴がなくアルバイト経験もなければ、どこにも雇ってもらえないわけですよ。これはインターンよりも実践的に少しずつステップアップしながら訓練する場が必要だと議会で質問して、全国で初めて「あだち仕事道場」という職に繋げるためのいわゆる中間的就労の制度ができ、区内企業の協力をいただき、スーパーの商品の検品や整理、靴の箱詰め作業など、NPOのスタッフが一緒についてサポートしながら訓練を実施しています。

 この取り組みに厚労省も注目して、少しずつ全国に広がっていきました。これまで誰も取り上げることもなかった話です。こういうのは議会の果たす役割として大きいなと。毎年数十人の若者がアルバイトや就職とか自立にむけてステップアップしているので、この制度ができて本当に良かったです。引きこもりの相談窓口の設置も議会質問で実現したのですが、この制度で毎年、数十人の若者が次に向けてステップアップしているので、とても嬉しいです。

 あと、議会質問が実現して、荒川河川敷にAEDが設置されましたが、実際に心肺停止で倒れた方の命が助かったという話を聞いて、本当に良かったと。人の命が救われたわけですから。

 ただ、これで自己満足してはいけないといつも自分に戒めているところで、もっと街を歩き声を聴き現場を見て、皆さん一人ひとりに寄り添い、引き続き頑張っていきます。

     ◇

 社会には様々な課題があります。そうした課題を持つ方も含めた多くの住民で地域は構成されます。選挙の際、候補者の様々な活動やプロフィールにも関心を持っていただければと思います。

※統一地方選挙は、各道府県知事、道府県義、政令市議などを選ぶ選挙が行われる前半戦は4月7日投票。市区町村長、市区町村議を選ぶ後半戦が4月21日投票です。

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最終更新:4/8(月) 16:32
政治山

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