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ガス・ヴァン・サント監督インタビュー:名優たちとの思い出、新作に込めた想いと“人生を変えた”映画

4/9(火) 17:09配信

otocoto

──本作のキャスティングに関して面白いなと感じたことがあって、ジョンが事故に遭うきっかけを作ってしまうデクスター役のジャック・ブラックはバンド “テネイシャスD”を組んでいて、ジョナ・ヒルはヒップホップカルチャー映画の監督を務める企画があり、禁酒会メンバーとして出演するキム・ゴードンはバンド“ソニック・ユース”のメンバー、そしてホアキンは『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(05年)でミュージシャンの役を演じたことがあります。監督もミュージシャンとして活動されているので、どこか音楽の匂いがする人を選ばれたのかなと感じました。現場でみなさんと音楽についてお話されることはありましたか?

特に音楽の話で盛り上がったということはなかったのですが、例えばジャックだったら「今度の日曜日にテネイシャスDのライブがあるんだよ」と教えてくれたり、どこかのバンドの話をアツく語ってくれることはありました。まぁ結局、いつも何の話を聞かされてるのかよくわからなかったんですけど(笑)。

ジョナはファッションに興味があって、プロモーションでニューヨークに彼と滞在していた時なんかは「モダンストリートファッションが凄いことになってるんだよ」とか「建築家でグラフィックデザイナーのヴァージル・アブローがルイ・ヴィトンのメンズコレクション アーティスティック・ディレクターに就任したんだ」とか「カニエ・ウエストが凄いことをやっている」という話をしてくれたんです。そしたらキム・ゴードンが話に参加してきて、「ストリートファッションなんて昔から流行ってたし、私はSupremeのショップの上に住んでたこともあるのよ」って(笑)。それでジョナが「今のファッションはもっと凄いんだよ」って言うんだけど、キムが納得してなくて。その後、3人で通りを歩いていた時に、キムが僕とジョナの前に出た瞬間にジョナが僕の耳元で「彼女の言ってることは間違ってる!」と言ってきたんです(笑)。どっちが正しいのか僕にはわからないんですけどね(笑)。

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最終更新:4/9(火) 17:09
otocoto

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