ここから本文です

本命の異例ローテで大混戦。皐月賞を読み解く「3歳牡馬ランキング」

4/9(火) 8:21配信

webスポルティーバ

2019年3歳クラシック
Sportivaオリジナル番付(牡馬編:第3弾)

 2月以降、注目の前哨戦が次々に行なわれてきた3歳牡馬戦線。クラシック第1弾となるGI皐月賞(4月14日/中山・芝2000m)を目前に控え、その勢力図も年明け早々の頃とはガラッと変わってきた。

【写真】本命サートゥルナーリアが危うい!?

 まず「クラシック登竜門」と言われる東西の一戦は、いずれも注目の素質馬が制覇。西のGIIIきさらぎ賞(2月3日/京都・芝1800m)はダノンチェイサー(牡3歳/父ディープインパクト)が、東のGIII共同通信杯(2月10日/東京・芝1800m)はダノンキングリー(牡3歳/父ディープインパクト)が見事な勝利を飾った。

 ダノンチェイサーはGI NHKマイルC(5月5日/東京・芝1600m)へと向かうようだが、ダノンキングリーは同レースで2歳王者のアドマイヤマーズ(牡3歳/父ダイワメジャー)を一蹴。一躍、クラシックの有力候補に浮上した。

 その後、皐月賞の優先出走権が与えられるトライアルレースでは、波乱が続出した。”王道路線”となるGII弥生賞(3月3日/中山・芝2000m)では、8番人気のメイショウテンゲン(牡3歳/父ディープインパクト)が、GIIスプリングS(3月17日/中山・芝1800m)では、10番人気のエメラルファイト(牡3歳/父クロフネ)が勝利。3歳牡馬戦線に混迷をもたらした。

 一方、関西唯一のトライアル戦、若葉S(3月16日/阪神・芝2000m)では、1番人気のヴェロックス(牡3歳/父ジャスタウェイ)が完勝。クラシックでも頂点を争う存在と見られている。

 そんななか、本命視されているGIホープフルS(12月28日/中山・芝2000m)の覇者サートゥルナーリア(牡3歳/父ロードカナロア)は、皐月賞へ直行。有力各馬による直近での実力比較が見られず、やや混沌とした状態でクラシックへ突入することになった。

 こうした状況を踏まえつつ、皐月賞を間近に控えた3歳牡馬の『Sportivaオリジナル番付(※)』をここで発表したい。
※『Sportivaオリジナル番付』とは、デイリー馬三郎の吉田順一記者、日刊スポーツの木南友輔記者、独特なデータを駆使するパソコン競馬ライターの市丸博司氏、フリーライターの土屋真光氏、Sportiva編集部競馬班の5者それぞれが、今春のクラシックに挑む3歳牡馬の、現時点における実力・能力を分析しランク付け。さらに、そのランキングの1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点として、総合ポイントを集計したもの。

 前回に引き続き、トップはサートゥルナーリアとなった。ただ、今回は4ポイントダウン。それだけ、新興勢力にも警戒が必要、ということだろう。

吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「まだ本気で走っていないのでは? と思わせる余裕のある勝ちっぷりは世代ナンバー1の呼び声高く、ロードカナロア産駒でもストライドが大きい点が魅力です。折り合い、反応、切れ……と、すべてにおいて最高級のものをそろえており、父の代表産駒であるアーモンドアイを意識できる素材です。

 ホープフルSから皐月賞というローテーションとなりますが、普段の運動では勝ち気な面を見せており、馬体も緩まないタイプ。走らせると、しっかりと折り合って切れのある動きを連発しており、態勢は整っていると見ます。

 戦ってきた面々とは勝負付けが済んでおり、新興勢力も当馬のポテンシャルを脅かすレベルではありません。現時点での完成度を踏まえれば、春の二冠の可能性はかなり高いように思えます」

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「”ホープフルSを勝った馬の年明け不振説”をどうこう言う前に、ホープフルSで負けた馬たちの、その後がパッとしない状況。そんななか、同馬も栗東には無事に戻って、皐月賞に向けて時計を出しているようですが、どこまでやれるのか。

 多少の不安はありますが、美浦で有力厩舎を取材中、『今年は角居(勝彦厩舎)のところの馬が強い』という声を聞きました。この週末、真価が問われると思います」

1/2ページ

最終更新:4/9(火) 8:21
webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

スポルティーバ
4月4日(木)発売

定価 本体1,800円+税

フィギュア特集『羽生結弦は超えていく』
■羽生結弦 世界選手権レポート
■羽生結弦 グランプリシリーズプレーバック
■宇野昌磨、髙橋大輔、紀平梨花、坂本花織ほか

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事