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アンカツ自信の「3歳牡馬番付」。皐月賞、ダービーの結果が見えた

4/10(水) 6:40配信

webスポルティーバ

 3歳牝馬クラシック第1弾の桜花賞が終了。今週は3歳牡馬クラシック第1弾のGI皐月賞(4月14日/中山・芝2000m)が行なわれるが、正直、その行方はさっぱり読めない。

【写真】識者選定の「3歳牡馬ランキング」

 なにしろ、年明けの前哨戦では波乱が続出し、有力視されていた素質馬たちがことごとく馬群に沈んでいったからだ。そのうえ、昨年末のGIホープフルS(12月28日/中山・芝2000m)を勝って、1番人気が予想されるサートゥルナーリア(牡3歳)も、同レース以来のぶっつけで皐月賞に挑んでくる。およそ3カ月半ぶりの競馬で、本来の力が発揮できるのか、不安は尽きない。

 ここまで未対戦の馬も多く、とにかく実力比較が難しい3歳牡馬戦線。こうなったら、もはやプロの目に頼るしかないだろう。

 ということで、今回も競走馬の分析に長(た)けた元ジョッキーの安藤勝己氏に3歳牡馬の実力診断を依頼。間近に迫った皐月賞、さらには競馬界最高峰の舞台となる日本ダービー(5月26日/東京・芝2400m)に向けて、どの馬が有望か検証してもらい、独自の視点による「3歳牡馬番付」を選定してもらった――。

横綱:サートゥルナーリア(牡3歳)
(父ロードカナロア/戦績:3戦3勝)

 今年の3歳牡馬の中では、この馬は1頭抜けている。無傷の3連勝で、どのレースも本当に強かった。

 前走のホープフルSでは、スタートしてサッと自分からハナに立った。そのままでも楽に勝てたと思うけれど、そこで、鞍上のミルコ・デムーロ騎手はあえて位置取りを下げた。番手の競馬とか、馬込みに入った時の競馬とか、そういうのを教えたかったのだろう。でもそれは、馬に対してよほどの自信がなければ、できることではないよ。

 そうして、直線を迎えると(前が壁になって)行くところがなくなってしまったが、前を行く馬の間にわずかな隙を見つけると、ものすごい脚でその間を割ってきた。あの脚こそ、”横綱の脚”だね。

 この馬は血統面もしっかりしている。兄のエピファネイアも、リオンディーズも”バケモノ級”の強さがあった。ただ、ちょっとクセのあるタイプで、それが災いして、ともにダービーを勝つことはできなかった。

 その点、この馬は乗りやすそう。操縦性に優れている、と言えばいいだろうか。そこが、この馬の一番の長所だね。兄たちと同等の能力があって、しかも兄たちに不足していた乗りやすさも備えているんだから、文句をつけようがない。

 皐月賞がホープフルSからのぶっつけになったことは、どこか悪いところがあったわけではなく、早くから決断されていたことを踏まえれば、むしろそれは、陣営の自信の表れ、と見るべきだろう。

 とにかく、ここまで3戦、どれも違う競馬で勝っているし、しかも楽勝。弱点らしい弱点も見当たらない。春のクラシックは2つとも、この馬でイケる。

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最終更新:4/10(水) 6:40
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