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実用車でも採用車種が増えている走行モード! 使わない人も多いこの装備は本当に必要か?

4/11(木) 18:00配信

WEB CARTOP

より快適かつ楽しくドライブするためのマストアイテム

 最近のクルマでは標準的になってきている走行モードのスイッチ。これも大きく分けて2タイプあり、ひとつはハイブリッド車の「EV/エコ/ノーマル/パワー(スポーツ)」という4つのパターン。もうひとつは、ガソリン車などの「スノー/エコ/ノーマル/スポーツ」といったパターンになる。

最近では自分好みの走行モードにカスタマイズできるクルマも存在する

 ハイブリッド車のEVモードは、エンジンを始動させずにモーターのみで動くので、深夜や早朝に住宅地を走る場合や、ガレージ内に排ガスを漂わせたくない場合などには重宝する。

 エコモードは、どのクルマも共通で、アクセル操作に対するレスポンスがゆるやかになり、ATのシフトアップのタイミングも早めにして回転数の上昇を抑え、暖房・冷房の効き具合も控えめにするなどして、燃費を向上させる設定になる。

 そしてパワーモードもしくはスポーツモードは、アクセル操作に対するレスポンスがシャープなり、ワインディングロードなどでより俊敏な走りが楽しめ、下り坂ではエンジンブレーキの効き具合もやや強くなる。

 ノーマルモードは、エコモードとスポーツモードの中間の、まさに一般的な使い方、走らせ方に適したモード。通常はこのノーマルモードにしておけば間違いない。

 スノーモードは、雪道など滑りやすい路面での発進や走行がよりイージーになるモード。発進時のスロットル開度を(絞る側に)制御したり、燃料噴射量を制御して、スリップしにくい駆動力のかけ方になるようコントロールしている。ちなみに雪道以外でスノーモードを使うと、発進加速性能が極端に低下したり、高速走行時には車速が減少することがあるので、雪国の人でも利用している人は多くはない……。

多くの人はノーマルモードにしておくのがベター

 ではこうした走行モードスイッチは、どういったときに使えばいいのか。これはもう、大半の人はノーマルモードに固定したままで問題ない。じつはネガな要素が増えるのが、エコカーに乗ってエコモードで走るパターン。もともと燃費のいいクルマなのに、さらにエコを求めると、発進・加速がドンくさくなることが避けられない……。

 アクセルの反応が鈍いので、坂道渋滞、サグ渋滞のもとにもなりやすいうえに、一定速度で巡航する高速道路では、ほとんどエコモードの恩恵はうけられないので、あくまで極論を言ってしまえば百害あって一利なし。むしろのんびりした性格といわれる人なら、普段からスポーツモードでもちょうどいいぐらいだ。

 逆にせっかちな人、運転がちょっと荒い人なら、エコモードのほうがマッチするような気もするが、気が短い人はエコモードのレスポンスの悪さがストレスになりかねないので、やはりノーマルモードのほうがベターかも……。

 EVモードはそれなりに使い道がありそうだが、その他はノーマルモードとスポーツモードがあれば事足りる。本来は、車速も加速Gの変化もドライバーが自分でコントロールするものなので、アクセル操作に対するレスポンスは基本的に鋭い方が乗りやすいし、燃費も上手にコントロールできると思うのだがどうだろう。

藤田竜太

最終更新:4/11(木) 18:00
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