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26歳にして8カ国10クラブ目。元アーセナルFWの“レンタル生活”

4/12(金) 21:41配信

footballista

名優たちの“セカンドライフ”

欧州のトップリーグで輝かしい実績を残した名優たちが、新たな挑戦の場として欧州以外の地域へと旅立つケースが増えている。しかし、そのチャレンジの様子はなかなか伝わってこない。そんな彼らの、新天地での近況にスポットライトを当てる。

from MEXICO
Joel CAMPBELL
ジョエル・キャンベル

文 池田敏明


 スペースに抜け出す爆発的なスピードや、左足の強烈なシュートが持ち味。それほど大柄ではないが、ポストプレーも巧みにこなす。ジョエル・キャンベルは、かつて“コスタリカの宝石”と評され、将来を嘱望される存在だった。

 2009年のU-17W杯に出場し、11年のCONCACAF U-20選手権では6ゴールで得点王に輝くと、すぐさまA代表に初招集。当時コスタリカを率いていたリカルド・ラ・ボルペ監督は、空き缶をボールに見立てて戯れるキャンベルの姿に感銘を受け、招集を決断したという。そして同年のCONCACAFゴールドカップでA代表デビューを飾ると、メキシコが招待出場したコパ・アメリカのボリビア戦で1ゴールを挙げ、その存在を世に知らしめる。欧州ビッグクラブによる争奪戦を制したのはアーセナル。11年8月19日、5年契約を結びロンドンの強豪の一員となった。しかし、イギリスでの労働許可が下りず。レンタルの日々が始まることとなる。

 11-12はフランスのロリアン、翌12-13はスペインのベティスでプレー。ギリシャのオリンピアコスで過ごした13-14は32試合8ゴールの好成績を残すと、シーズン終了後のブラジルW杯では直前に負傷離脱したアルバロ・サボリオに代わってCFに入り、GSウルグアイ戦で得点をマーク。ベスト8進出の大躍進に貢献した。

 この活躍により、14-15は晴れてアーセナルでプレーすることになったが、前半戦で10試合の出場にとどまり、15年1月にはスペインのビジャレアルへ。翌15-16は1年を通してアーセナルでプレーし公式戦30試合4得点を記録したが、結果的に彼がアーセナルの一員とした戦った最後のシーズンとなった。16W-17はポルトガルのスポルティング、17-18はベティスに2度目のレンタルで所属。同シーズン限りでアーセナルとの契約は満了を迎えた。

 18年8月、イタリアのフロジノーネに加入し3年契約を結んだ。しかし、17試合ノーゴールと結果を残せず。1月下旬、メキシコのレオンに新天地を求めることとなった。18カ月間の期限付き移籍で、買い取りオプションも付けられている。

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最終更新:4/12(金) 21:41
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