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一般オーナーの手洗いよりクルマに優しい! キズの心配が減ったイマドキの洗車機事情

4/12(金) 19:00配信

WEB CARTOP

最新モデルならボディへの傷つきはほぼない

 花粉の季節というのは、花粉症の人だけでなく、クルマにとっても厳しい季節。屋外に半日も駐車しておけば、ボディに薄っすら黄色い粉が……。というわけで、洗車の頻度が増えるのもこの季節。頼りになるのはやっぱり洗車機だ。でも、洗車機で洗車するとボディにキズがつくのでは? と心配している人もいるだろう。実際のところどうなのだろうか。

昔はよく見かけた洗車後の定番行為

 日本で最初の洗車機が登場したのは1962年。この57年間に洗車機の技術進歩も素晴らしく、とくにブラシの素材が圧倒的に良くなっている。最新の洗車機では、水をたっぷりと含んでボディに優しいスポンジタイプが主流。さらに高性能なセンサーでボディの形状を立体的に細かく捉え、洗車ブラシの角度を調整して、洗い残しがないように細かくコントロールしている洗車機も増えてきている。

 もちろん手洗いだろうと、洗車機だろうと、ボディ表面をスポンジやウエスで擦れば、わずかとはいえ、擦ったあとのようなものがつくのは避けられない。しかし洗車機メーカーのデータによると、現行のハイスペックモデルの洗車機によるボディ表面への影響は、一回の洗車につき、0.02ミクロン以下とのこと。ボディの塗装の厚さは、クリア層が数十ミクロン、本塗装の部分が約100ミクロンといわれているので、数字的には誤差の範囲というか、ほとんど無視していいレベル。

 実際は洗車機のブラシよりも、もともと車体についている泥やホコリ、砂によってボディを傷つけている場合が多いぐらいで、汚れがひどいクルマはいきなり洗車機に入れるのではなく、事前にたっぷりと水をかけて、ざっと汚れを落としておくと、洗車機に入れても傷がつかなくなる。

手洗いなら傷がつかないということはない

 それでもソリッドブラックや紺色のボディは洗車傷が目立つ……と心配する人は、ブラシを使わずに高圧の水流だけで汚れを洗い流す、ノンブラシ洗車機を利用すればいい。

 これなら傷がつく心配はないが、その代わり鳥の糞や樹液、水垢などのしつこい汚れは落ちないというデメリットも。手洗いなら安全かというと、そうとも言い切れなくて、拭き取り用の乾いた雑巾が天日干しでパリパリになっているようだと、洗車機のブラシ以上に傷つく可能性も大。

 またスポンジによる手洗いでも、意外にゴシゴシと力が入り気味で、その圧力は洗車機ブラシの圧力の約10倍にもなることがあるらしい。もちろん手洗い洗車のエキスパートならパーフェクトな洗車が期待できるが、そうでない人は、最新の洗車機を上手く使うのが、時間的にもコスト的にもベターなはず。

 一番オススメなのは、最新の洗車機で、高圧洗浄のオプションと、泡洗浄のオプションを追加するメニュー。よほど手洗いにこだわっている人でなければ、試してみてもいいのでは?

藤田竜太

最終更新:4/12(金) 19:00
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