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中山向きの伏兵4頭が平成最後のクラシック・皐月賞で大暴れの予感

4/12(金) 7:40配信

webスポルティーバ

 牡馬クラシック第1弾のGI皐月賞(中山・芝2000m)が4月14日に行なわれる。

【写真】安藤勝己氏選定の「3歳牡馬番付」

 今年は、昨年末のGIホープフルS(12月28日/中山・芝2000m)からぶっつけで臨むサートゥルナーリア(牡3歳)が大本命と目されている。当初、この異例のローテーションについては賛否がわかれていたものの、先週のGI桜花賞で、昨年末のGI朝日杯フューチュリティS(12月16日/阪神・芝1600m)以来の、ぶっつけで挑んだグランアレグリアが快勝。この結果から世の中の風向きも、異例のローテも「アリ」という流れに一気に傾いたように感じられる。

 しかし、こうした風潮に疑問を投げかけてこそ、”穴馬券”への道が開ける。日刊スポーツの松田直樹記者も、そうした考えを持つひとりだ。

「普通に走れば、サートゥルナーリアの”1強”です。無傷でホープフルSを制した走りもまだ本気とは思えず、3連勝の内容からは単純に(他馬との)運動神経の違いを痛感させられるものばかりでした。

 とはいえ、『普通に走れば』という点が今回の肝。というのも、今年1月のJRA賞の受賞パーティーの席で、『ダービーから逆算すると、トライアルを経て皐月賞を使ってしまうと、(ダービーで)疲労が残る可能性がある』と陣営が漏らしていたからです。

 つまり、陣営の目標はあくまでもダービー(5月26日/東京・芝2400m)。皐月賞は始動戦に過ぎない、とその時に感じました。一方で、他馬はメイチに仕上げて勝ちにきます。2年前に同じローテを踏んだ、のちのダービー馬レイデオロも皐月賞では5着。その事実は重く、サートゥルナーリアにも付け入る隙があるはずです」

 では、サートゥルナーリアが取りこぼした場合、どの馬が皐月賞で戴冠を遂げるのか。デイリー馬三郎の木村拓人記者は、もう1頭のGI馬アドマイヤマーズ(牡3歳)に注目する。

「サートゥルナーリアの断然人気を考えれば、アドマイヤマーズも”穴馬”の1頭でしょうが、グランアレグリアの桜花賞の勝利で、朝日杯FSで同馬を正攻法で負かしたことが、あらためて評価できます」

 ただ、距離延長の前走・GIII共同通信杯(2着。2月10日/東京・芝1800m)では、ダノンキングリー(牡3歳)に苦杯をなめた。その点について、木村記者はどう見ているのだろうか。

「共同通信杯では、少し体も緩かったように見えましたし、カリカリしたところも出していました。そのうえ、東京の芝1800mという舞台にあって、少頭数のスロー競馬と、ディープインパクト産駒向きの流れ。そんななか、道中はぴったりマークされて、最後はキレのある馬に屈したことは、ある意味、想定内の負け方でした。

 今回はさらに距離が延びますが、パドックでもキツさがなく、いい意味でダイワメジャー産駒らしくないので、問題はないでしょう。距離については、(2400mの)ダービーでも対応できると見ています。

 先行有利の中山・芝2000mは、アドマイヤマーズにぴったり。しかも、先週あたりから、この馬向きのパワーの要る馬場になってきています。好位置を取れる機動力もありますし、レースがかなり楽しみです」

 木村記者はもう1頭、”波乱の使者”として朝日杯FS2着のクリノガウディー(牡3歳)も推奨する。

「この馬も、前回のGIIスプリングS(3月17日/中山・芝1800m)では仕上がっていませんでした。その分、前傾姿勢が強いため、逃げる形になって6着に敗れてしまいましたが、体も、気持ちも”トライアル仕様”だったと考えれば、むしろ走ったほうではないでしょうか。

 この馬も、朝日杯FSではグランアレグリアに先着。体型的に距離は問題ないですし、昨秋のGIII東京スポーツ杯2歳S(7着。11月17日/東京・芝1800m)でも、先行勢の中では唯一最後まで踏ん張っていました。今回は条件が好転。それでいて、人気急落となれば、買わない理由はないですよ」

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最終更新:4/12(金) 7:40
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