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最強の町工場チームの底力を見よ! スーパーGTで「打倒ワークス」

4/12(金) 9:40配信

webスポルティーバ

スーパーGT開幕プレビュー@GT300編

 4月13日、14日に開幕するスーパーGTシリーズの魅力のひとつは、GT500とGT300という異なるクラスが同一コースを混走し、それによってドラマチックなレースが多く観られる点だろう。ホンダ、レクサス(トヨタ)、日産の3メーカーが莫大な資金を投じて戦う「GT500クラス」に対し、レース好きのプライベーターが多種多様な車両で参戦しているのが「GT300クラス」である。

【写真】Moto3クラスの開幕戦を制した18歳の鳥羽海渡

 2019シーズンのGT300クラスにエントリーしているのは計29台。そのなかで今年、大きく注目を集めているのが、土屋武士監督の率いるナンバー25のHOPPY 86 MC「つちやエンジニアリング」だ。

「打倒ワークス」というテーマを掲げてGT300クラスに挑戦し続けているつちやエンジニアリングは、プライベーターの雄として国内モータースポーツ界で広く知られている。2016年にはシリーズチャンピオンを獲得し、GT300クラスでは常に優勝候補としてライバルから恐れられている存在だ。

 2018年からはホッピービバレッジ株式会社がメインスポンサーとなり、同社のコーポレートカラーでもあるサクラ色をモチーフにしたデザインとなった。この新しいマシンカラーは、ファンの間でも大好評だ。さらに昨年は、チームのエースとなった松井孝允(たかみつ)に加え、期待の若手ドライバーである坪井翔を起用。優勝はもちろん、タイトル獲得を目指すに申し分のない体制で挑んだ。

 しかしシーズンが始まると、思わぬ試練が待ち構えていた。さまざまなマシンが参戦するGT300クラスでは、各車の性能を均等にするための「性能調整」が毎レースごとに行なわれる。この調整幅が昨年の第3戦から変更され、つちやエンジニアリングの駆るトヨタ86マザーシャシーの車両最低重量が50kgも増加されたのだ。

 25号車はポルシェなどの欧州マシンと比べて軽量で軽快な動きをする一方、エンジンパワーでは圧倒的に劣っていた。ルールに則った性能調整とはいえ、50kgの増加は彼らを大きく苦しめることになる。

 さすがに土屋監督も、最初は「(この状況で勝つのは)無理だ」と思ったという。だが、チームのテーマである「昨日の自分に負けない」ために、大きなハンデを背負いながらも果敢に挑戦することを決意した。そして、その成果は少しずつ出始め、後半戦では2度のポールポジションを獲得。しかし、シーズンを終えた時、チームはひとつの現実を突きつけられた。

『シーズン、未勝利』

 2015年にチームを復活させて以来、ワーストの結果だった。

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最終更新:4/12(金) 9:40
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