ここから本文です

「子どもを預けてまでやることなの?」は役割の棚卸しで乗り切る

4/12(金) 15:39配信

webマガジン mi-mollet

ココナッツオイルブームの火付け役であり、年商7億円の会社「ブラウンシュガーファースト」の経営者になった荻野みどりさん。本人曰く「こじらせまくった20代」を経て、ようやく心の底からやりたいと思うものに出会えた。しかし女性がフルに働くとなると、立ちはだかるのが家庭との両立問題。やりたいことと育児を両立させるために荻野さんがとった選択とは……? 荻野さんが考える「女性の役割」について詳しく伺った。

荻野みどり 1982年生まれ。福岡県出身。2011年に出産したのをきっかけに、食材を厳選したお菓子ブランド「ブラウンシュガーファースト」を立ち上げる。その後、有機エキストラバージンココナッツオイルの輸入販売を開始し、美容や健康におけるココナッツオイルブームを巻き起こす。2017年からはフードロスをなくすための「#食べ物を棄てない日本計画」をスタート。著書に『ココナッツオイル生活を始めよう』(講談社)、『こじらせママ 子育てしながらココナッツオイルで年商7億円。』(集英社)、『今すぐ使いたい!ココナッツオイル』(小学館)などがある。

ココナッツオイルとの運命の出会い

数えきれないほどの転職を繰り返した末、どうせなら「誰かの幸せにつながる仕事がしたい」と望んでいる自分に気づいた荻野みどりさん。そこで娘さんの出産を機に、“美味しい”と“安心”が両立するお菓子の販売を開始。嬉しそうに買ってくれるお客さんたちを見て、「やっとやりたいことを見つけた!」と感じられたという。その後、様々なレシピを考えコツコツと販売を続けていたのだが、2012年に転機が訪れる。

「市場にバター不足が起こって、一人一個までしか買えなくなったんです。もともとバターは美味しくて大好きだけど、健康のためには摂り過ぎは良くないという思いがあったので、これを機に、バターに代わる美味しくて安心な油を探すことに。そこで出会ったのがココナッツオイルでした。トランス脂肪酸を一切含まないし、免疫力を高める成分も含まれているらしい。しかもココナッツオイルを使ったお菓子は美味しい! 何て良い食材なんだろうと興味を持つようになったんです」

 そこで荻野さんは、みずから原産国であるフィリピンやタイに向かい、ココナッツオイルを輸入。日本で販売を始めたところ、その効能は美容や健康に敏感な人たちにあっという間に知れ渡り、空前のココナッツオイルブームが起こったのだ。

「フィリピンに行ってみると、働きたくても仕事がないという人がものすごく多く、貧困を目の当たりにしました。それで、ココナッツオイルを日本で売ることでフィリピンの雇用事情を活性化させたい、と思うようになりました。とは言っても決して慈善活動にするつもりはなくて、雇用も生まれ、日本の皆はより健康になるとしたら…なんて素晴らしい!私の商売がそこにつながっていた方が嬉しいな、という自己満足(笑)。自分がワクワクすることを追求していたら、結果的に関係する人たちにつながっていった、というわけです。でもこのサイクルこそがオーガニックだなと思えて、仕事にはすごく充実を感じていましたね」

1/3ページ

最終更新:4/12(金) 15:39
webマガジン mi-mollet

記事提供社からのご案内(外部サイト)

スタイリスト大草直子がコンセプトディレクターを務める、ミドルエイジ女性のためのwebマガジン。ファッション、ビューティ&ヘルス、ライフスタイルの情報を配信中。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事