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ホンダ人気の原付二種×5台イッキ乗りテスト#6〈最終評価編〉

4/13(土) 11:30配信

WEBヤングマシン

悩めるアナタを導きマス!

法定最高速度は60km/hで二段階右折不要など、なにかとメリットの多い原付二種。このクラスに個性的な13機種を投入しているホンダ車から5機種(モンキー125、CB125R、クロスカブ110、グロム、PCX)をピックアップし、往復240kmの下道ツーリングテストを敢行した。連載最終回となる本稿では、すべてのテスト結果から見えてきた各車のキャラクターについて紹介するとともに、あらためて感じた原付二種のメリット・デメリットと、このジャンルの今後について考えた。

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どれも魅力的、だからこそ使い方を明確にして選べ!

今回のツーリングテストの最終目的地は千葉県木更津市で、普段なら東京都台東区の編集部を出発し、首都高や東京湾アクアラインを経由して行くのだが、このルートは自動車専用道路なので原付二種は通行不可。そこで、東京湾をグルッと迂回することに。集合は朝6時。平日の通勤ラッシュの中を下道で移動するという、なかなかにハードなテストとなったが、いざスタートしてみたら思いのほか楽しく、予定よりも早くに現地に到着したのだ。

通勤渋滞の中で最も多く見掛けたのはPCXで、まだ旧型が多いとはいえ新型もチラホラ。荷物がたくさん積載できるうえに幹線道路の流れをリードでき、ハンドリングもブレーキも扱いやすい。同じ状況で乗ってみて、あらためてPCXの優秀さを痛感した。

注目のモンキーは、ベースとなったグロムと同様に幹線道を走るうえで十分な動力性能を有し、特に不足を感じなかった。この2台は12インチという小径ホイールゆえに、轍やギャップでハンドルを取られやすいというネガはあるものの、エンジンは低回転域から扱いやすく、ブレーキもコントローラブルで、意のままに操れる。たまにグロムにトップケースを付けて走っているライダーを見掛けるのだが、確かにこれなら通勤も楽しくなるはずだ。

クロスカブは排気量がわずかに少ない分、他の4車よりも発進加速で遅れがちなのと、シフトペダルの操作が雑だと変速ショックが大きいのが難点だが、モーターサイクルの原点に立ち返ったようなハンドリングはカブシリーズでしか味わえないもの。前後ドラムブレーキは強力ではないが、コントロール性はディスクと同等レベルだ。

CB125Rは、混雑した環境ですらスポーツマインドがかき立てられるという稀有な存在で、これを通勤のために入手するのはかなりの贅沢だ。

原付二種は自動車専用道路を走れない。だが、最大のデメリットはその程度で、燃費の良さや取り回しのしやすさなど、メリットはそれを補って余りあるほどだ。これからさらに広がりそうな原二ワールド、あなたもぜひ!

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最終更新:4/13(土) 11:30
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