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ホンダ人気の原付二種×5台イッキ乗りテスト#6〈最終評価編〉

4/13(土) 11:30配信

WEBヤングマシン

【モンキー125】125ccエンジン搭載の新世代モンキーは先代の面影を残しつつも大きく進化した

先代を一時期所有し、それなりにカスタムを楽しんだり、ワンメイクレースにのめり込んだという過去があるため、モンキーのフルモデルチェンジは楽しみでもあり不安でもあった。今回の新型は、幹線道路を安心して走れるだけの動力性能と安定性、ブレーキ性能を有しており、まずはホッとした。フロントのみのABSも作動性に不満はない。個人的に気に入ったのは、先代のクイックに過ぎる挙動が、ビギナーに不安を感じさせないレベルで再現されていたこと。分厚いシートによるウレタンのズレ感も含め、非常に懐かしい気持ちになった。

【CB125R】走りを語れるプレミアムな原二スポーツ。この価格がお買い得とすら思えるほど

CB-Rシリーズの末弟ながら、誰もが原付二種だと分からないであろう存在感を放つCB125R。優れた剛性バランスのシャシー、動きのいい足まわり、接地感の高いハンドリング、シャープに吹け上がる水冷シングルなど、どれをとっても明らかにクラスを超えている。44万8200円という価格は今回の5台の中で最も高いが、この走りを体感するとむしろリーズナブルにすら感じられる。タンデムシートが狭いので、大きなシートバッグやサイドバッグを装着してのツーリングはやや苦手だが、軽装備で半日ワインディングロードを楽しむなら最善の選択になろう。

【クロスカブ110】自動遠心クラッチによるイージーライド。楽しくも味わい深い空冷シングルに酔う

自動遠心クラッチとシーソー式チェンジペダルという特殊な変速システムを採用するクロスカブ。これに慣れるというハードルはあるものの、牧歌的なエンジンフィールと、多少シフトミスしても粘り強く進んでくれる特性は、距離を延ばすにつれて愛おしくなってくる。フレーム剛性、サスセッティングともにしなやかで、これらによりダート走行を神経質にならずに楽しむことができる。リヤキャリアにたくさん積んでのキャンプツーリングから、日常的な通勤通学まで幅広く対応できるほか、さらにカスタマイズも自由自在。とことん遊べる原付二種だ。

【グロム】レジャー系を再定義し、レースも視野に。マニュアル変速車の間口を広げた立役者

若者をターゲットに刺激的なミニバイクとして開発されたグローバルモデルのグロム。スーパーカブシリーズから派生した空冷エンジン、4段マニュアルミッション、前後ディスクブレーキなど、どれをとってもビギナーが扱いやすいように設計されており、スクーターしか知らなかった若者が初めて触れるモーターサイクルとして、自信を持ってお勧めできる。モンキーのベースではあるが、エンジン、ハンドリングともにうまく差別化が図られており、そこにホンダの本気を感じた。ことハンドリングについては、モンキーよりもこちらのほうが好みだ。

【PCX】1ランク上の走りを創造したスクーター。知れば知るほどに価格設定の安さに驚く

スクーターは足代わりだけではないことを証明したPCX。今回のツーリングテスト、特に疲労が蓄積した復路では参加したメンバーが奪い合うほどの人気で、巡航時の快適性では文句なしにナンバー1だった。一方で、ヘルメット+αが収納できるラゲッジボックス、扱いやすいコンビブレーキ、スマホなどが充電できるアクセサリーソケット、スマートキーなど、他の4車よりも明らかに便利な装備が充実している。高級感のあるスタイリングも含め、これが34万2360円というのは非常にお買い得。PCXが売れに売れている理由をあらためて思い知らされた。

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●写真:真弓悟史
※ヤングマシン2019年9月号掲載記事をベースに再構成

WEBヤングマシン編集部:大屋 雄一

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最終更新:4/13(土) 11:30
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