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アマゾンのAlexaは、こうして車内でも聞こえる「耳」を手に入れた

4/13(土) 12:11配信

WIRED.jp

ダナンジャイ・モトワニは、ある動物を思い浮かべていた。相手は、それが何かを突き止めるべく質問を重ねていく。

【記事の全画像】アマゾンの車載機器「Echo Auto」

「電子レンジより大きいですか?」
「はい」
「芸はできますか?」
「たぶん」
「肉食ですか?」
「いいえ」
「柔らかいものですか?」
「いいえ」
「草食ですか?」
「はい」

これが驚くに値するのは、質問者がコンピューターだからではない。そんなのありきたりだ。目を見張ったのは、モトワニが走行中の車内で会話している点である。しかも、シリコンヴァレーのフリーウェイを走行中にだ。

既存のクルマに設置できる「Echo Auto」

いつものことだが、このあたりは渋滞が多い。質問ゲームは、車中での退屈しのぎにも、クルマに搭載されたアマゾンのAlexaに対応した車載デヴァイス「Echo Auto」の性能を自慢するのにもうってつけだ。

このクルマはいま、カリフォルニア州サニーヴェイルにあるアマゾンの開発拠点へと向かっている。走行中の車内という難しい環境下でも人間の声を認識・理解できるように、アマゾンがEcho Autoを訓練している場所だ。

同社がEcho Autoを発表したのは2018年9月のことだった。19年1月からは、一部の顧客への出荷も始まっている[編註:日本での発売は未定]。

アマゾンは、いくつかの自動車メーカーと協力してAlexaを新車に搭載しているが、約50ドル(約5,500円)で購入できるEcho Autoは、すでに道を走っている多くの自動車でも使える。必要なのは、電源(USBポートかシガーソケット)と、クルマのスピーカーに接続する手段(BluetoothかAUXケーブル)だけだ。

カセットテープのような大きさと形状をしているEcho Autoをダッシュボードに設置すれば、Alexaが備える70,000種のスキルを車内で活用できる。また、マイクが8個搭載されているため、電話をかけたり、リマインダーをセットしたり、ショッピングリストをつくったり、近くのレストランやコーヒーショップを探したり、俳優ジェイク・ギレンホールが朗読する『華麗なるギャッツビー』を聞いたりもできる。

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最終更新:4/13(土) 12:11
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