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ブリヂストンの新型スポーツタイヤ・バトラックス ハイパースポーツ S22 試乗インプレッション

4/13(土) 17:30配信

WEBヤングマシン

スポーツ性に特化しながら守備範囲を大きく拡大!

先が読めないうえに、刻一刻と状況が変化する一般公道。そんな状況で真価を発揮するのが、ブリヂストンの新作スポーツタイヤとなるバトラックス ハイパースポーツ(BATTLAX HYPER SPORT)S22だ。

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TEXT:Tomohiko NAKAMURA PHOTO:BRIDGESTONE YM

メリハリの利き方が快感につながる

軽快感とウェット性能を高めたようだけれど、基本はキープコンセプトだろう。試乗前にS22 の広報資料を読んだ僕は、そんな印象を抱いた。何と言っても先代のS21は、市場での評価が高く、個人的にも好感触だったからなあ。だがしかし、コンパウンドの全面的な見直しを行い、ショルダー部の溝面積を増やすと同時に、センター部の溝形状を改めたS22は、先代とは別物だったのだ。

同一機種によるS21/22の比較を主体とした今回の試乗で、僕が最初に感心したのは、冷間時とウェット路面における安心感の違いだった。べつにS21に不安を感じたわけではないけれど、万全とは言えない状況で、直立から旋回に移行するときの接地感は、S22のほうが1ランク上。中でも前輪の接地感が瑞々しいから、乗り手は早い段階から臆することなく、車体を倒し込むことができる。

ただし本当に驚いたのはその後、タイヤが温まってからの運動性だった。いい意味でファジーな特性のS21と比較すると、S22はメリハリが実にハッキリしていて、コーナー進入時には制動力をフルに引き出したくなるほどの安定感、旋回時には自由自在にラインを選択できるヒラヒラ感、コーナー脱出時には後輪が駆動力としての存在感を主張する、濃厚なトラクションが味わえるのだ。誤解を恐れずに言うなら、万人が対象だったS21に対して、ワインディングでスポーツライディングを満喫したい人向け、というのがS22に対する僕の印象で、守備範囲を拡大しつつも、新型S22はスポーツ性にきっちり磨きをかけて来たのである。

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最終更新:4/13(土) 17:30
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