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【海外ボクシング】強すぎる! 最巧ロマチェンコ、圧巻!! 元王者クローラを4回に一撃KO

4/13(土) 23:00配信

ベースボール・マガジン社WEB

ライト級王座統一を熱望

 試合後、ロマチェンコは今後について、「いつも言っているとおり、統一戦をやりたい。できる限り今の135ポンド階級にとどまり、王座を統一していきたい」と希望を語っている。試合後の記者会見では、WBC1位のルーク・キャンベル(イギリス)、アマチュア時代に破っている現WBCスーパーライト級王者ホセ・ラミレス(アメリカ)らとの対戦の可能性を問われ、「もちろん私はOKだ。ライト級で戦えるなら、私は常に最強の相手とやりたい」と答えた。

 が、ファンが待望する世界4階級制覇者マイキー・ガルシア(アメリカ)とのマッチアップについては、「それはむこう次第」と慎重で、アラム氏も「いま147ポンドで戦っているマイキーが、再びライト級に戻せるかどうか。それはたいへんに難しいことだと思っている」と言うとおり、否定的な様子だ。ロマチェンコ自身は、リナレス戦後に手術した右肩がすっかり癒え、「ドクターに感謝したい。両方の腕が自由に使えるのはいいね」と絶好調。無敵時代はどこまで続くのだろう。

 リナレスにWBA王座を奪われてから2年半、返り咲きに失敗したクローラは、44戦34勝(13KO)7敗3分。「体以上に傷ついたのは、全力を尽くしたかった私のプライドだ……。彼の強さは驚異的だ。頭を打たれてフロアに落ちて、意識はあったのに立ち上がることができなかった。彼はとにかく特別だ。一発として無駄なパンチがない」と脱帽した。

 このセミファイナルでは、WBOスーパーミドル級チャンピオンのヒルベルト・ラミレス(メキシコ)がトミー・カーペンシー(アメリカ)とのライトヘビー級10回戦を、4回終了KOで終わらせている。
 サウスポー対決。ラミレスは持ち前の正確なコンビネーションで初回のうちにカーペンシーの左眉間を切り裂いた。カーペンシーの左を被弾する場面もあり、ラミレスもなかなか畳みかけに行けなかったが、こつこつヒットを重ね、4回終了後のインターバルでカーペンシー陣営が白旗をあげた。
 ラミレスは戦績は40戦全勝26KO。カーペンシーは37戦29勝(18KO)7敗1分。

取材&文_宮田有理子 Text by Yuriko Miyata
Photos by Mikey Williams / Top Rank

ボクシング・マガジン編集部

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最終更新:4/14(日) 7:03
ベースボール・マガジン社WEB

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