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お見合い相手の「条件の重箱」の隅をつつく、未婚男女の思考回路

4/13(土) 22:00配信

週刊女性PRIME

 中国古代の杞の国に、「天が崩れ落ちてこないか」と心配していた人がいたことから、必要のない取り越し苦労をすることを“杞憂”と言いますが、婚活者に多いのが杞憂に過ぎない心配をしている人たちです。 
 婚活ライターをしながら、仲人としてもお見合い現場に携わる筆者が、目の当たりにした婚活事情を、さまざまなテーマ別に考えてゆく連載。今回は、『先のことを心配するなら、今の足場を固めろ』です。

彼に貯金があるかないか、ひとり査定

 先日、葉子さん(34歳、仮名)が、交際中だった洋輔さん(35歳、仮名)に“真剣交際”を申し込まれました。

 結婚相談所には、“仮交際”と“真剣交際”の区分があります。お見合いの後に「お付き合いしてみたいな」と思った方とは、まず“仮交際”に入ります。これはお互いがお人柄を見る期間です。これを経て、“この方とは結婚に向かいたい”と判断すると結婚を前提とした “真剣交際”に入るのです。

 葉子さんは仮交際期間中から、「今までお見合いしてきた中では、いちばんフィーリングも合うし、素敵な方です」と言っていました。洋輔さんから“真剣交際”を申し込まれてさぞ喜んでいるのだろうと思いきや、「ちょっと不安なことがあるので、面談をお願いします」と、私に言ってきたのです。

 事務所にやってきた葉子さんは、言いました。

「彼ってもしかしたら、金遣いが荒いんじゃないかと心配なんです。貯金もないかもしれない」

 なぜそんなことを心配しだしたかというと、洋輔さんのこんな発言があったからでした。

「先月は残業続きですごく疲れたし、頑張った自分へのご褒美のために、ひとりで回らない寿司屋に行って、お腹いっぱい食べたらお勘定が1万5000円だった」

 葉子さんは、続けました。

「ひとりで1万5000円の食事をしてしまうなんて、私には考えられない。それが当たり前にできる人だったら貯金もないと思うんです。ただ、着ている服を見ると、そんな高そうなものは着ていないし、デートに同じ服を何度も着てくるので、そんなに洋服にはお金をかけていない気がします」

 35歳の男性が、仕事で頑張った自分へのご褒美にお寿司をお腹いっぱい食べたらお勘定が1万5000円だったというのは、確かに贅沢(ぜいたく)かもしれないけれど、たまにならいいでしょう。

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最終更新:4/13(土) 22:00
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