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C・ロナウド移籍で「得した人・損した人」 4選手のデータに見る今季の明暗

4/13(土) 11:10配信

Football ZONE web

【データで診るサッカー】ロナウドが昨夏レアルからユベントスに移籍し、影響を受けた選手は?

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今季加入したユベントスでもセリエA第31節終了時点でチームトップの19ゴールを叩き出しており、エースとしての地位を確立した。またデータ分析会社「InStat」によれば、8アシストとリーグ3位の数字を残しており、新天地ではフィニッシャーとしてだけでなく、ゴールを演出する役回りも演じている。

 そして輝きを放っているのは、国内リーグだけではない。ユベントスは今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1戦で、アトレチコ・マドリードに敵地で0-2と敗れ、ホームでの第2戦では3点差以上の勝利が求められる状況となった。その緊迫した状況下で、ロナウドはハットトリックを達成。3-0の勝利でチームをベスト8へ導き、世界に強烈なインパクトを与えた。

 一方、ロナウドが2009年から9シーズン在籍し、稀代のゴールマシンとして猛威を振るってきた前所属のレアル・マドリードは、今季苦戦を強いられている。絶対的エースだったロナウド退団の影響を受ける形で序盤戦から思うように勝ち点を積み重ねられず、第31節終了時点で首位バルセロナと勝ち点13差の3位。また昨季まで前人未到の3連覇を成し遂げていたCLではベスト16で敗退、スペイン国王杯も準決勝敗退と今季のタイトル獲得はほぼ絶望的な状況だ。

 もちろん、ロナウド一人の存在がすべての結果を導く要因になっているとは思わない。だが、昨夏のロナウド移籍を経て、ユベントスとレアルで大きく明暗が分かれているのは事実だろう。

 では、その一因であるはずのロナウドの移籍によって、最も影響を受けた選手は誰なのか。「InStat」のデータを基に、両チームの“得した人・損した人”を合わせて4人選出した。

ロナウドの移籍によって“得した”元同僚FWと現同僚FW

 最初に“得した人”として紹介するのは、レアルの元フランス代表FWカリム・ベンゼマだ。昨季はリーグ戦5ゴール10アシストのベンゼマは、今季はすでに17ゴール4アシストを記録。シュート本数も昨季の48本から今季は74本、決定率も10.4%から23.0%に向上している。昨季まではロナウドのサポート役を担う部分が大きく、黒子に徹していた印象が強かったが、今季からロナウドが退団したことで、フィニッシャーとして機能していることが数字にも反映される結果となった。

 そして2人目の“得した人”は、ユベントスの元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチだ。昨季は5ゴール3アシストにとどまっていたマンジュキッチは、今季すでに8ゴール6アシストとどちらも上回っており、決定率は12.8%から29.6%と倍以上にアップ。また、今季ロナウドが最もアシストしている相手がマンジュキッチであり、一方のマンジュキッチも6アシストのうち4アシストがロナウドと、“相思相愛のホットライン”を形成している。

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最終更新:4/13(土) 12:00
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