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「平成累計の東大合格者が多い学校」ランキング

4/13(土) 5:10配信

東洋経済オンライン

 平成も終わり、いよいよ令和が始まる。平成元年に大学に入学した受験生も、もう49歳になる。この間、大学入試では、さまざまな改革が行われ、東京大学も大きな影響を受けた。

平成累計の東大合格者ランキング

 1990(平成2)年にそれまで実施されていた共通1次試験に代わって新しく大学入試センター試験が実施された。大きな変更だったのは、私立大学にも門戸を開放したことだろう。慶應義塾大学をはじめ、わずか16私立大が初年度から参加した。現在、慶應義塾大学は参加していないが、早稲田大学、明治大学をはじめほとんどの私立大が参加している。

 また、この年、東京大学は入試を分離分割方式に移行する。それまでは国立大学がA日程とB日程に分かれ、併願可能なシステムで実施されていた。昭和の終わりには、東京大学はB日程で、京都大学はA日程と、両校の併願が可能だった。しかし、そのために入試が混乱、東京大学、京都大学のダブル合格者も出て、東京大に入学する受験生が多く、京都大は定員割れ、東京大は定員を大きく超過することも起きた。

 そこで、1989年から京都大学などが分離分割方式を実施する。これは各大学の入学定員を前期試験と後期試験に分けて実施するものだ。実質的に後期試験は前期試験不合格者の敗者復活戦になる。その方式を東京大学も取り入れた。やがて、1997(平成9)年にはすべての国立大が分離分割方式に変わった。

■センター試験、分離分割方式…平成は入試改革が続いた

 2002年から国公立大の統合も進み、受験生の志望校が減っていく。2006年にはセンター試験に英語リスニングテストが課された。そして、2016年から東京大は後期試験を廃止し、推薦入試を実施するようになった。

 こうした変更の中で、東京大学の合格者が多かったのはどこの学校だろうか。そこで作成したのが、「平成31年間の東京大学合格者累計ランキング」だ。

 入試が変わっても、東京大合格者数が、平成の間中ずっとトップだったのが開成だ。昭和も含めて数えると、38年連続トップを維持している。累計の合格者数も5405人で、2位以下に大差をつけている。年平均で174人も合格者を出している。最多合格者は1998年の205人、最少は2009年の138人だ。

 2位は灘の3055人だ。最多は1990年の123人、最少は2019年の74人だ。

 灘は医学部に強く、最難関の理科Ⅲ類の合格者累計は445人にも上る。その最多は2013年の27人で、最少は2003年の6人だ。それに続くのは開成の284人、次いで筑波大附駒場の212人、ラ・サールの156人。この4校は平成の間、毎年、合格者を送り出し、理Ⅲ合格者数トップもこの4校で独占している。

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