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北アルプスを走るアルピコ交通が加盟「全国登山鉄道‰会」とは

4/14(日) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 野球の打率で用いられる千分率は、他にも様々な場面で利用されている。4月7日に投票が行われた大阪市長選でも、大阪維新の会のビラに使われたグラフにも「‰」(千分率)という単位が用いられて話題になった。ライターの小川裕夫氏が、おそらく、日本で唯一の千分率が名前につく団体「全国登山鉄道‰会」についてレポートする。

【写真】南海電鉄高野線を走る「こうや」は勾配に対応するため車体長が短い

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 全国で一斉に実施された統一地方選。今回の選挙では、知事と市長が入れ替わって立候補した大阪が特に注目された。

 その選挙中、街頭演説で維新が擁立した知事・市長候補の陣営はこれまでの実績をパネルで誇示。しかし、そこで使われたグラフに「‰」という、「%」に似ている単位が使われていた。

「‰」を巡って、ネット上では「『‰』なんて、見たことないww」「実績を盛っているww」と話題になった。

「‰」はパーミルと読み、1000分の1を表す単位だ。「%」が100分の1なので、1 パーミルは0.1パーセントになる。パーミルの語源はラテン語のper(~につき) とmille(千)をあわせた言葉で、パーセントはperとcentum(百)をつなげている。

 パーセントと違って普通に生活をしていれば、パーミルを目にすることはまずない。かなり珍しい単位だが、パーミルを頻繁に使っている業界がいくつかある。そのひとつが、福祉業界。

 生活保護を受けている人の割合は、パーミルで表示する。だから、福祉業界や福祉関係の大学などでパーミルを目にする機会は多い。そして、福祉業界以上にパーミルが定着しているのが鉄道業界だ。

 鉄道は勾配に弱い。そのため、急峻な地形では勾配を緩やかにする工夫が凝らされている。天下の険とも歌われる箱根の山に線路を敷設している箱根登山鉄道の最急勾配は80パーミル。1000メートルで80メートルの高低差があるということになる。箱根登山鉄道では、スイッチバックと呼ばれる方法で、急な坂を上り下りしている。

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最終更新:4/15(月) 1:29
NEWS ポストセブン

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