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ドゥカティ ハイパーモタード950/SPの試乗インプレッション

4/14(日) 11:30配信

WEBヤングマシン

スパルタンさを残し、ドゥカティらしさ満点

フルモデルチェンジとともに扱いやすさを増したというハイパーモタード950だが、それでもひと味違った“ハイパーモタードらしさ”、そして“ドゥカティらしさ”を失ってはいなかった。そして、STDとSPの違いはいかに?

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第一印象は『軽くスリムなスポーツネイキッド』

街を駆けるライトウェイトネイキッド? それともマニアックな“これぞドゥカティ”の1台? 試乗する場所や走行ペースによって受ける印象は様々だった。気軽に乗れるかと思えば、手厳しい一面が垣間見えるときもある。

扱いやすくなり、多くのライダーにすすめられるマシンが増えてきたドゥカティにあって、これだけ個性を前面に押し出したハイパーモタード950/SPの存在は痛快そのものだ。

ドゥカティのバイクは伝統的に、乗り方を心得ていれば応えてくれて、そのライディングフィールは極上。しかし、そうでもないライダーにとっては素っ気ないというか、突き放す感じが強かった。近年はずいぶん丸くなって、僕のようにそれなりの腕前のライダーでも許容してくれるようになってきてはいるが、それでも、たまにコーナリングが決まったときの気持ちよさは他にないものがある。

ハイパーモタードは’07年に空冷1078ccエンジンを搭載した初代モデルが登場。日本に導入されたのは高級仕様の1100Sのみだったが、とにかくスパルタンなマシンだった。足まわりはサーキット前提のハードな仕上げだったし、当時最高峰モデルだった1098Sゆずりのブレーキキャリパーは強烈な制動力を発揮した。その軽量さやシート高の高さと相まって、相当に乗り手を選ぶバイクだったのだ。

その後に登場した、ミドルクラスの空冷エンジンを搭載したハイパーモタード796は、それまでのイメージがガラリと変わるほどフレンドリーになっていた。水冷エンジンとなってモデルチェンジしたハイパーモタード(821~939)も、初代に比べれば扱いやすい部類になっていたと思う。

そんな記憶を携えてハイパーモタード950の試乗会に参加した僕は、「ずいぶん扱いやすくなったな」「いやいや、これはスパルタンだぞ」という印象を行ったり来たりすることになる。

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最終更新:4/14(日) 12:33
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