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米空軍爆撃機「B-52H」は欧州上空を飛行。ロシア「Tu-95 ベア」を牽制する派遣か

4/14(日) 21:12配信

エスクァイア

イギリスから飛び立ったアメリカの爆撃機はモスクワの国境近くで、ロシア「Tu-95 ベア」を牽制する派遣とも思える作戦を遂行しました。

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 米空軍は重戦略爆撃機「B-52H」6機を欧州へ配備し、ロシア近郊へ飛び立ち演習を展開しています。

 この演習は、近ごろロシアの爆撃機がアラスカ沖の北極圏へ飛行してきたことへの報復の意思表示だと思われます。ロシア軍の戦闘機は、国際空域を飛行している最中に米軍機への妨害行為を行ったり、その映像をモスクワ側がソーシャルメディアに投稿したりするなどしています。

 そんな折、2019年3月14日にルイジアナ州バークスデール空軍基地に所属する第2爆撃機編隊の「B-52H」6機が、英国のフェアフォード空軍基地に到着しました。米国は定期的に爆撃機をフェアフォードに配備していますが、今回の勢力は2003年以降、単一タイプの爆撃機としては最大配備となっています。

 2003年のイラク侵攻の期間は17機の「B-52」がこの基地に配備され、122回に渡る戦闘任務を遂行。320万ポンド(約145万kg)の爆弾を投下したとのことです。

 1週間にわたって頻繁に離発着を繰り返し、ノルウェー海、バルト海、エストニア、地中海やギリシャへと多くの訓練任務で飛び立っています。

 これらの地域の多くは、ロシアの空域に比較的近いところにあたります。米空軍はこの訓練飛行の正確な飛行ルートは公表していませんが、オープンソースの情報分析者はいくつかの詳細を把握しています。

 Twitterでは米国科学者連盟に所属し、核兵器数を追い続けている専門家として著名なハンス・クリステンセン氏が、ルーマニア上空に「B-52」が飛行していると測定し、投稿しています。

 2019年3月18日、ロシアの国営メディアによるとロシア防空軍はバルト海上空で、「B-52H」を目視したとも伝えられています。

 RIAニュースでは、爆撃機は「ロシアのバルト海の艦隊基地の爆撃をシミュレーションしたもの」として、「サンクトペテルブルクから118マイル以内に接近した」と伝えています。

 加えて、「ロシア当局によれば、『Su-27 フランカー』戦闘迎撃機2機は『B-52』にアプローチするために上昇し、ロシアから離れたコースへと変更させた」とも報じられています。

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最終更新:4/14(日) 21:12
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