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80~90年代の日産車はよかった! 901運動で生まれた名車5選

4/14(日) 18:30配信

Auto Messe Web

3.マーチ(K11型)

 1992年、10年ぶりのフルモデルチェンジとなって登場した2代目マーチ。初代はジウジアーロによるスッキリとしたデザインだったが、2代目は丸みを帯びたキュートなフォルムとなった。

 クルマ全体としてはプジョーやルノー、フィアットなどの小型車をターゲットに開発。それらを超える良質なコンパクトカーを目指して設計されていて、リッターカーとして完成度の高いクルマに仕上がった1台といえよう。

4.プリメーラ(P10型)

 本当の意味で901運動を代表する一台。質実剛健なヨーロッパ車のいい部分だけを手本にし、欧州テイストに作られた名車。「プリメーラパッケージ」と称してパッケージにこだわり、車体の割に室内が広く、大人4人と十分な荷物が載せられる、正統派セダンだった。

 特筆できるのはハンドリングで、901運動で生まれたマルチリンクサスを、フロントに採用(リアはストラット)。ボディの剛性もしっかりしていて、サスはちょっと硬めで腰のあるアシだった。ヨーロッパのカーオブザイヤーでも2位に選ばれるなど、世界での評価も高かったのである。

 後継も登場したが、硬派なスポーティセダンといえるのはP10型だろう。こういうクルマが大ヒットしていたら、その後の国産車も、もっと早く走りの質がいいクルマにシフトしていったのに違いない。

5.スカイライン(R32型)

 ラストはやはりR32スカイライン。ただし、ここではあえてGT-RではなくそのベースとなったFRモデルのGTS-tタイプMをプッシュしておく。

 901運動では、当時のFRスポーツで目標にしたのは、世界一のハンドリングと認められていたポルシェ944ターボ。R32スカイラインはこのターゲットを超えることを目標に開発されたのである。

 結果、バランスやコントロールの良さ、豊かなインフォメーション、そしてドライビングプレジャーと、901運動が目指した世界トップレベルの走りを実現。「走りのスカイライン」「技術の日産」を復活させた。 GT-Rはもちろんだが、その偉大なる存在に隠れた印象のR32に関しては、このベースモデルがもっと評価されていいと思うのである。

藤田竜太

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最終更新:4/14(日) 18:30
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