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キッチンに目が釘付けになる、用賀のバスク料理店。

4/14(日) 18:01配信

フィガロジャポン

こんにちは。エディターたちが住む街のお気に入りアドレスをリレー形式で紹介する「近所のいい店、教えます」、2巡目に入りました。本誌の特集ではなかなか取り上げないエリアだったり、住宅街だったりしますが、近くに用事がある際はぜひ寄っていただけたらと思います。

大好きなヴァンナチュールが買える&飲める、ワイン好きの楽園。

私編集YOは世田谷区に住んでいますが、前回の「イクラバル」に続いて、用賀のバスク料理店「LANBRoA(ランブロア)」を紹介したいと思います。バスクといえばフィガロジャポンでもたびたび紹介している地域。直近では2017年8月号で「おいしくて可愛いバスク」という特集を組んでいます。

バスク語で「霧」という意味のレストランは2016年8月にオープン(カラっとしているというスペインのイメージとは違って、バスク地方でよく見られる気象現象なのだそうです)。ともにスペインに魅入られたオーナーシェフの磯部美木子さんとソムリエの北澤信子さんのふたりで切り盛りしています。磯部さんは美食の街として知られるバスク地方のサン・セバスチャンの名門料理学校で学び、小笠原伯爵邸のスペイン料理店や恵比寿の「ティオ・ダンジョウ」(調布に移転)で研鑽を積んだ経歴の持ち主。北澤さんもスペインに留学後、百貨店やレストランでワインのエキスパートとして勤務。バスクの伝統料理を忠実に再現する料理と、ワインをはじめとするこの地域ならではのメニューに合うドリンクを提案しています。昨年末に発売された「ミシュランガイド東京2019」ではビブグルマンを獲得しています。

店内には6席のカウンターとテーブル席がひとつ。予約がなかなか取れない一方で、小さな店ならではの心地よさと親密感があります。カウンターの目の前がキッチン。磯部さんが同時にいくつもの作業をこなす姿に見入ったり、見知らぬ料理や馴染みのない食材が気になって仕方ありません。バスクの白ワイン「チャコリ」を頼むと北澤さんがボトルを高く掲げて、底の広いグラスにめがけて高いところから注いでくださり、その理由について知りたくなります。忙しく立ち回るおふたりの邪魔にならないように様子をうかがいつつ、でも料理やドリンクのことをあれこれ質問してしまう――そんな楽しさがこの店にはあります。隣の方が注文した「トロサ村の伝統料理 牛タンの煮込み」が出来上がり、思わず目で追ってしまうほどおいしそうで、次回訪問する際は注文しようと心に決めました。

メニュー名だけでは料理が想像できないものもあり、これから何度も通って名前と味を一致させたいと思います。人気メニューとして印が付いていたものをいくつか挙げますと……「ピキージョピーマンのバカラオ詰め サルサビスカイーナ」「イカの墨煮 con アロス」「アサリの炊き込みご飯」……名前を聞くだけで心が躍りませんか?

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最終更新:4/14(日) 18:01
フィガロジャポン

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