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スピッツは朝ドラ主題歌、イエモン吉井は初TVCM…50代バンドが今元気なワケ

4/14(日) 15:50配信

女子SPA!

 平成も終わりを迎えようとするなか、音楽シーンは90年代リバイバルの様相を呈している。

 NHK朝の連続小説『なつぞら』に主題歌「優しいあの子」を提供したスピッツ(メンバー4人とも51歳)に、サッポロビールの新商品でCM初出演を果たしたTHE YELLOW MONKEYの吉井和哉(52)。

 さらにエレファントカシマシの宮本浩次(52)はソフトバンクのCMへの出演や、ソロシングル「冬の花」のリリースと、ここへきて露出が急増しているのだ。

 共通するのは、30年以上のキャリアを積んだアラフィフのおっさんという点だ。彼らのファンも同様に年齢を重ねているわけで、金銭的にも比較的余裕が出てくる頃。昨今の再ブームには、そんなビジネス的な要素も確かにあるだろう。

年を取らないと出ない味がある

 だが、もう一方で音楽の聞こえ方そのものにも注目したい。アラフィフのパフォーマンスは、20代の初期衝動やきらめきとは違う、燻(いぶ)された色気を帯びているからだ。

 たとえば、スピッツの「醒めない」という曲を聴いたとき、筆者はいたく感動してしまった。セルフパロディに逃げるでもなく、新機軸でお茶を濁すでもない。自らの持ち味である甘酸っぱさを、もうこれ以上味がしなくなるまでに反芻(はんすう)し続けてきた。その過程で、正当と良識に向かって経年変化していく音楽のマジックを、スピッツは教えてくれたのだ。

 こうした音楽における加齢の恵みを紹介していたのが、英紙インディペンデント電子版の「いかにして歌声は加齢とともに良くなっていくのか」という記事だ(2019年3月26日)。

 自作曲の「Both Sides Now」をうまく歌えず、悩んでいた若かりしジョニ・ミッチェル。そんなとき、70代のキャバレーシンガーの歌う「Both Sides Now」を聴いて、そこに曲のあるべき姿を見たというエピソードだ。

 歌詞に含まれた意味合いのグラデーションや、反語的な表現。これらをごく自然に聞かせるには、それなりの歳月を要する。平たく言えば、人生経験がモノを言うわけで、アラフィフはようやくその入り口に立ったというところだろうか。

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最終更新:4/14(日) 15:50
女子SPA!

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