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「この農業高校がスゴイ!」【後編】グローバル化を見据える兵庫県立農業高校と五所川原農林高校の取り組み

4/14(日) 6:20配信

週プレNEWS

高齢化で人手不足が叫ばれ、アメリカやヨーロッパとの自由貿易も推し進められ、日本の農業を取り巻く環境は苦しさを増す一方に見える。

【写真】兵庫県立農業高校と五所川原農林高校の生徒たち

しかしそんななか、農業高校が熱い! 地域の特色を生かしグローバル化を見据える彼らに、日本の農業の明るい未来を見た。シリーズ「日本の農業はオレたちが元気にする!!」第1回。

部活動で日本で唯一、酒造りの全工程を生徒が実践する山口県立田布施農工高校を紹介した前編に続き、外国語コミュニケーションやグローバルアグリビジネスで注目される2校を取材した。

■語学を活用することで農業を元気にしたい!
一方、農家の目を海外へと導く、外国語コミュニケーションにフォーカスした農業高校もある。

兵庫県加古川(かこがわ)市の兵庫県立農業高校だ。同校は40年以上にわたって、兵庫県が実施する若手地域農業リーダー育成研修事業に参加。毎年、生徒がブラジルへ研修に行っている。

また、2012年からニュージーランドにある姉妹校、フレーザー高校へ(語学のための)短期留学生を派遣し、同校からも隔年で留学生を受け入れている。



15年度からは3ヵ月の学費が免除になり、やる気さえあれば誰でも留学できる。そのほかにも、ニュージーランドでの農業研修制度なども行なう。語学への力の入れ方がすごいのだ。

「入学前から留学制度があることを知っていて、絶対に参加しようと思っていた」

という3年生のFくんは、2年生のときニュージーランドに短期留学した。

「日本で農業をやっているからといって、日本語だけできればいいというわけではないと思うんです。これからの農家はネットも使って、海外から積極的に情報収集すべきだし、英語ができたらさらに広がりますよね。

たぶん海外の農業では当たり前でも、日本では気づいていない情報もあるはず。それはもったいないし、どんどん取り入れて日本の農業を元気にしたい」

F君は将来、同校の教師になりたいという。

「これからは農家にとっても語学がもっと重要になってくる時代だから、農業高校で農業も語学も学んだ人が教えたらいいと思うんですよ。この学校なら語学を大事にしているから、僕はここで教師をやりたいんです」

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最終更新:4/14(日) 6:20
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