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いまさら聞けない、けど大切。日常業務における「ビジネスマインド」

4/15(月) 8:11配信

ライフハッカー[日本版]

「生産性」を考えなおす

日本では長いあいだ、多くの人手と長い労働時間をかけることによって利益を増やそうとしてきました。

ところが近年は労働力不足を背景として、この点を見なおし、生産性を高めることに意識が向けられるようになっています。

生産性とは、つぎ込んだ労働力に対してどれだけのものを生み出せたか、という割合のことです。(178ページより)

この計算の分母に当たる労働力を増やせば、生産性の値は小さくなることに。逆に減らせば、生産性の値は大きくなります。

同じものを同じ時間でつくるときのことを考えてみましょう。

10人でつくるのと5人でつくるのをくらべたら、当然のことながら5人でつくったほうが生産性は高いと言えます。

また、Aさんは3日かかった仕事をBさんが2日で終わらせたとするなら、Bさんのほうが生産性は高いことになるわけです。

労働人口の低下や、日本の国際競争力の低下は、すぐに解決できるものではありません。とはいえ、利益を上げていくことは重要。

そこで必要となってくるのは、残業などの労働時間を多くして成果を増やすのではなく、働く人がそれぞれのスキル向上などを通して生産性を高めていくこと。

効率を高め生産性を上げることで1人ひとりの労働時間が短縮され、仕事と生活の調和を図るワークライフバランスを整えることもできます。(178ページより)

つまり働き方改革が目指そうとしているのは、いまの時代に即した方法によって生産性を高めることであるわけです。(178ページより)

「価値」を考える

別な表現を用いるなら、ムダに時間をかけるのではなく、少ない労働時間でも多くの成果を求められる時代であるということ。

一般的には、多くの時間をかければより多くのものを生み出すことができます。しかし、いま求められているのはそういう働き方ではないということなのです。

よって、タイムカードを押して残業扱いにならないようにして仕事を続けるサービス残業などは論外。

仕事の価値は時代や状況、また人によってさまざまですが、いま「価値が高い」とされるのは、生産性の高い人材。

コストを下げてより多くのものを生み出すことが、高く評価されるということです。

「コストカット」ということばには「お金をかけないこと」という印象がありますが、必ずしもそうではありません。

自分ですべてをやり通すより、お金を払って他人に任せたほうが効率がよいのであれば、そのお金はたいしたロスにはならないわけです。

むしろ、ひとりでやり通そうとしたときの「時間」や「労力」のほうがコストが高いと考えることもできます。

ビジネスの世界では、正しくお金を使えばあとからお金が入ってきます。最終的にプラスになるのであれば、それはむしろ生産性を高めることになるのです。

費用対効果を検討し、お金をかけることで解決できることは、お金で済ませるという視点ももっておきましょう。(180ページより)

また生産性を高めるためには、成果に付加価値を与えることも必要。

付加価値とは、これまでになかった新しいものや独自のものを、商品やサービスにつけ加えること。

必ずしも新しいことを生み出すという意味ではなく、既存のものでも視点や使い方を変えることによって新たな価値を生み出すことが可能になるわけです。

しかもそれは、新規事業や企画に携わる人だけに限ったことではありません。

たとえば事務的な作業においても工夫することで効率化を図り、従来の仕事に新たな価値を生み出すことは可能なのです。

いいかれば、生産性を高めるためのヒントは、さまざまな場面にあるということ。(180ページより)

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最終更新:4/15(月) 8:11
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