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明治維新・ロシア革命――陰の仕掛人

4/15(月) 18:02配信 有料

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国際銀行家という存在

 私たちは、歴史を勉強する時に国単位でものを考えがちです。しかし、それでは本質を掴むことはできません。そこで今回は、歴史の裏にある、国家を越えた”ある存在”について考えてみることにしましょう。
 たとえば「A国」と「B国」の戦争について考える場合、その戦争に参加しているのは「A国」と「B国」だけではありません。戦争には”ある存在”が武器や戦費を援助していることが多いのです。
“ある存在”とは、「国際銀行家」と呼ばれる人たちです。国際銀行家は、十八世紀にフランクフルトのユダヤ人両替商、マイアー・アムシェル・ロートシルト(Rothschild:英語読みは「ロスチャイルド」)を発端としています。ロートシルトは、ヘッセン=カッセル方伯ウィルヘルム九世の遺産管理を任され、五人の息子たちを欧州中に派遣し、国境を越えた両替商支店網をつくり上げました。
 彼らはナポレオン戦争で財を成し、数々の戦争や革命など、国家にとって多額の資金が必要な時にカネを貸し、莫大な富を築きます。ついには、カネを貸すことによって王族に影響力を持つようになり、歴史を操るまでになりました。
 国際銀行家の多くはユダヤ人ですが、彼らは「世の中はお金だ」ということを身に染みて分かっていました。自分たちが生きていくために金貸しを営み、様々なノウハウを身に付けていったのです。今となっては当たり前ですが、ユダヤ人による「利子」の発明は歴史的に見て、とてつもないことです。
 現在、世界を動かしている国際銀行家のメンバーとして、オナシス家、ケネディ家、デュポン家、メロン家、ハリマン家、モービル家、モルガン家、ロスチャイルド家、ロックフェラー家などが挙げられます。このような家々は、お互いに婚姻により深い関係を築き、欧州王室の人々も加わって世界の政治経済に多大な影響を与えているのです。
 ちなみに日本の天皇家は、国際銀行家と無縁ではありません。こういった関係を保っているからこそ、日本は国際銀行家がコントロールする国際社会において、一方的に足蹴にされないのだとも言えるのです。 本文:3,693文字 この記事の続きをお読みいただくには、WiLLプレミアム on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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矢作直樹(東京大学名誉教授)

最終更新:4/15(月) 18:02
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