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超富裕層が実践する「シンプルに徹する」投資信託選びとは

4/15(月) 9:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

本記事では、ある超富裕層の投資信託の選び方について見ていきます。※本連載では、ペレグリン・ウェルス・サービシズ株式会社 代表取締役の山口聰氏に、超富裕層の資産運用のエピソードから、資産防衛のヒントを解説していただきます。

「シンプルイズベスト」を重要視した投資信託選び

富裕層の資産運用では「ポートフォリオの分散」についてよく話題になりますが、実際のポートフォリオは金融機関から提案された商品の集合体になっていたり、商品の組合せのバランスが悪かったりすることがあります。

そもそも金融商品の種類や数がとても多く、どのような視点で選べばよいのか、悩むことはしばしばです。そのような場合、富裕層はどのような視点で商品を選び、運用を行っているのでしょうか。一つのキーワードとして、「シンプルイズベスト」が挙げられます。今回は、経営者として日々多忙なある富裕層のシンプルな投資法について見ていきます。

今回のお客様は中国出身の50歳代前半の経営者。学生のころに日本に留学され、卒業後そのまま日本で貿易の会社を立ち上げて成功されたR様です。本業では多くの分野で展開をしていますが、トップであるご自身でしっかり会社をマネジメントし、事業は順調に右肩上がりで拡大しています。

そんなR様の資産運用のモットーは「シンプルに徹すること」。投資信託を選ぶ際には、価格変動の要因のわかりやすさを重視します。つまりシンプルな仕組みの投資信託であり、基準価額が動いた要因が自分ですぐに確認、理解できる単純なものしか選ばないのです。なぜなら、取引の際の判断は基準価額の動きを見るのではなく、その投資信託が実際に投資している投資先の状況を見て判断することが重要だからです。

具体的には、R様は株式や債券といった異なる商品が組み入れてあるバランス型の投資信託や複合資産の投資信託は避け、株式投信、それも投資先の国を1国に限定したものしか取引されません。米国の大型株に投資する投資信託であれば、為替レートの動きとNYダウの動きと投資信託の基準価額の動きを照らし合わせながら、変動要因が株価によるものか為替によるものかを把握する、といった具合です。

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最終更新:4/15(月) 9:00
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