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風吹ジュン、バトンを受け取る清野菜名は「私の好きなタイプ(笑)」<やすらぎの刻~道>

4/15(月) 7:00配信

ザテレビジョン

2017年に放送され、好評を博した帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」の続編となる「やすらぎの刻~道」(毎週月~金曜昼0:30-0:50ほか、テレビ朝日系ほか)。

【写真を見る】風吹ジュンは、「道」パートではヒロイン・しの(清野菜名)の晩年を演じる

前作に続き倉本聰が脚本を手掛ける本作は、老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」に入居する往年のスターたちのその後を描くとともに、彼らの人間模様を見詰めてきた主人公の脚本家・菊村栄(石坂浩二)が執筆したシナリオ「道」が映像化されていく。

今回、ドラマ「道」で清野菜名演じるヒロイン・しのの晩年を、当初予定していた八千草薫に代わり、引き継ぐことになった風吹ジュンを直撃。

「やすらぎ」パートでは栄の亡き妻・律子を演じ二役を務める風吹に、作品への思いや倉本脚本の魅力などを語ってもらった。

■ 倉本の脚本は「まるで玉手箱のよう」

――台本を読んでの感想をお願いします。

次々と湧き出るエピソードに、よくこんなことが思い付くなと驚きました。倉本さんご自身のいろんな出会いや経験が全て生かされていると思いますし、日常の中の出来事なども反映されていて、まるで玉手箱のように、台本を読み始めるとあっという間に時間がたってしまう。

「道」の方の台本は徹夜で読んだのですが、頂いた部分までは一日で読み切ったんです。それがすごく楽しかった。本当に「次、どうなるんだろう?」の繰り返しで、ドラマを見ている方も同じような心理になると思います。昨日も台本の続きを読んでいて少し寝不足です(苦笑)。

■ 清野さんが演じたしのを引き継ぐ

――律子に加え、今回はしのの晩年と二役を務めることになります。

6月ごろから「道」パートの撮影に参加する予定なのですが、しのは石坂さんが演じられる栄さんのナレーションの中で「とにかく明るい女で、どこか抜けている」という表現があります。晩年のしのも活発で、実は私と同じくらいの年齢から始まることに驚きました。

「道」は倉本さんの舞台の脚本をベースにしているようで、しのは90歳過ぎくらいまで生きるんです。そこで、倉本さんに「舞台で演じていた女優がうまくて、(90歳のしのは)こうやって演じるんだよ」と身振り手振りで演技指導をしていただきました。

――「道」で夫婦役となる橋爪功さんの印象は?

20代の頃に橋爪さん率いる「演劇集団円」に一度呼んでいただき、共演させていただきました。その後も映画「東京家族」(2013年)や映画「家族はつらいよ」(2016年)でもご一緒しています。

橋爪さんは色気があって、とても達者な方。言葉のキャッチボールがお上手ですし、どんな状況でも演じてくださる。どんなお芝居をされるのかイメージできるので、こちらも演じやすいです。

実際に現場を踏んでからもいろんなことを感じたり気付いたりするのかなと思うので、今想像しているだけでも楽しみです。

――「道」でバトンを受け取ることになる清野菜名さんの印象についても教えてください。

前作の「やすらぎの郷」で、清野さんは栄がかつて心を惑わされた女優の孫・榊原アザミ役で出演していて、その時にお見掛けした印象と違って活発なんだなと思いました。

結構、私の好きなタイプなんです(笑)。私にとっては理想的な女性。清野さんがしののロールモデル(手本となる人物)になるので、私がそれをちゃんとつないでいけるのかプレッシャーを感じます。

晩年のしのは、八千草さんが演じられる予定だった役として見られる方も多いかと思いますが、どちらかというと“清野さんが演じたしのを引き継ぐ”ということを意識して演じていきたいです。

本当にとても魅力的でかわいくて、と思ったら活発で頭も切れますし、そんな両面を持ち合わせたすてきな女性です。

■ どんどんきれいになられていく

――「やすらぎ」パートでは夫婦役となる石坂さんと再会していかがでしたか?

石坂さんはずっとお変わりなくて、現場を和ませるのが本当にお上手。精神的なストレスが一切ないし、芝居も柔軟に受け止めてくださる。石坂さんとご一緒する空間はホッとします。

実況中継ができるくらい、見えるもの全てを言葉にされるので、それがまた楽しいんです。

――これまでの撮影で印象的だったエピソードはありますか?

「やすらぎ」パートでの八千草さんのシーンを撮影するとき、清野さんたちとみんなで見学しに行きました。サブでモニターを見ていたのですが、八千草さんがどんどんきれいになられていくんです。

本当にきれいで、私もあんなふうになりたいなとつくづく思いました。役者はやっぱり演技をしている時が一番幸せで、もちろん見ている時も楽しいのですが、輝かれていくんです。

時間の経過で疲れていくのではなくて、光っていく。不思議な体験でした。いいものを見させていただいたという感謝の気持ちもあるので、八千草さんにも楽しんでいただけるよう、私も頑張らなきゃとあらためて思いました

――では最後に、読者にメッセージをお願いします。

この物語のスタートダッシュをかけるのは加賀(まりこ)さんと浅丘(ルリ子)さんです。お二人の掛け合いにも目が離せないので見逃さないように、そして、話の展開をしっかり追って最後まで見届けていただけるとうれしいです。

(ザテレビジョン)

最終更新:4/15(月) 7:00
ザテレビジョン

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