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<試写室>「スパイラル~町工場の奇跡~」開始1分で思わず涙…町工場の逆転劇が始まる

4/15(月) 20:56配信

ザテレビジョン

玉木宏が主演を務めるドラマBiz「スパイラル~町工場の奇跡~」(毎週月曜夜10:00-10:54ほか、テレビ東京系ほか)が、4月15日(月)にスタートする。

【写真を見る】玉木宏演じる芝野が倒産危機に陥った町工場を救うべく奔走する

本作は、真山仁の「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品「ハゲタカ4.5/スパイラル」を原作に、天才的な発明家だった創業者が急逝し、倒産危機に陥った町工場・マジテックを、企業再生家・芝野(玉木)が立て直していく軌跡を描く。

今回WEBサイト「ザテレビジョン」では、第1話の完成DVDを事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。

■ 第1話のあらすじ

元銀行員の企業再生家・芝野の元に下町の町工場・マジテックの創業者で天才発明家・藤村(平泉成)の訃報が届く。芝野にとって藤村は、恩人だった。

通夜に駆け付け、藤村の娘・浅子(貫地谷しほり)、劣等感を持つ息子・望(戸塚純貴)、藤村の右腕だった桶本(國村隼)と再会する。

また通夜には、かつて芝野が入行していた三葉銀行の元上司・村尾(眞島秀和)の姿も。村尾は、現在マジテックのメインバンク・下町信金に勤めているというが、2人にはある因縁があった。

さらに、芝野は浅子からマジテックを畳むことを打ち明けられる。

浅子は父が作った多額の借金を抱えており、特許を売って返済するしかないと涙ながらに芝野に語るのだ。

一方、望は「自分には関係ない」と言い、浅子の話に耳を傾けようとしない。

さらに、外資系ファンド・ホライズンのナオミ(真矢ミキ)がマジテックを乗っ取ろうと動きだす…。

■ 第1話のレビュー!

皆さんは、第1話の開始1分で泣いたことがあるだろうか。

この物語は、平泉さん演じるマジテックの創業者・藤村が息を引き取ろうとするところから話が始まる。

「さぁ、どんなドラマなのかな~」と思った矢先、早速泣いた。とにかくそのシーンの貫地谷さんの演技が半端ない。「これは、映画のクライマックスシーンなの?」と思うほどに、感動する。

玉木さん演じる芝野は、大手電機メーカーを倒産の危機から見事再生させた手腕を持つ企業再生家。そんな彼の元に、藤村の訃報が届く。

通夜では、芝野に復讐(ふくしゅう)をもくろむ、いわゆる敵役・村尾(眞島)が登場するのだが、この敵役が意外だった。

完成したDVDを見せてもらう前に台本を読んでいたのだが、頭の中で描いていた村尾とは全く違っていたのだ。

「企業買収」や「元銀行員の復讐」と聞くと、“いかにも”な敵役が出てくるのかと勝手に想像していた。

「悪いやつですよ~」と顔に書いてあるような、目をギラつかせ、薄気味悪い笑みを浮かべたような村尾が登場するのかと思いきや、眞島さんはドラマの世界でよく見る“悪役”ではなかった。普通に優しそうで、笑顔も怪しくなくて、そばにいたらたぶん悪い人とは思えない、人間らしい男だ。

そんな、一見「あれ? この人が悪い人?」と思ってしまう村尾だが、とある回想シーンでは、あまりの迫力にゾッとした。そして、なぜか敵役の彼に感情移入してしまい、またもや涙が出た。

また、金髪が印象的な藤村の息子・望。繊細で、不器用な望を演じる戸塚さんがあまりにもハマり役なのだ。彼の心情が痛いほど、こちらに伝わってくる。「君の気持ち、分かるよ」と抱き締めてあげたくなるくらい。

テレビ東京の「ドラマBiz」枠、そして「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品ということで、難しいビジネス系のドラマなのかと思っていたが、この作品はなんとも親しみやすかった。「自分の親戚の話かしら?」と思ってしまうくらい、この家族が身近に感じられる。

あ~、私もマジテックに入りたい。DVDを見終えたころ、勝手にマジテックの仲間になったつもりになっていた。(ザテレビジョン・文=お杉)

最終更新:4/22(月) 20:01
ザテレビジョン

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