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東京五輪、日本は「まさかの金メダルゼロ」もあり得る?

4/16(火) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 来年に控える自国開催の東京五輪では、JOC(日本オリンピック委員会)が過去最高の30個の金メダル獲得を目標に揚げ、国民も期待を寄せる。4月18日に競技観戦チケットの販売サイト開設を控え、五輪熱は高まるが、関係者から聞こえてくるのは、意外にも不安の声だった。

【写真】金メダルが期待される張本智和だが…

 3月14日、五輪公式のネットメディア「オリンピックチャンネル」が、〈東京2020で注視すべき12人のスーパースター〉と題した特集を組んだ。

 同記事では、体操の内村航平、テニスの大坂なおみ、競泳の萩野公介、卓球の張本智知、柔道の大野将平ら12人の日本人アスリートを金メダル候補に挙げている。

 ところが、そこにノミネートされた“スーパースター”たちは、ここにきて次々と不調やトラブルに見舞われている。

 深刻なのが競泳だ。水泳日本選手権(4月2~8日)の平泳ぎで、世界大会への派遣標準記録を誰一人突破できず、日本代表者が決まらないという異常事態に。池江璃花子の白血病療養に続き、リオ五輪400m個人メドレー金メダリストの萩野も日本選手権欠場に追い込まれた。

「2月のコナミオープンでは、400m個人メドレーで自己ベストから17秒もタイムを落としましたが、その理由は『モチベーションの低下』と発表されている」(スポーツ紙記者)

◆中国勢が徹底研究

 バドミントン世界ランク1位の桃田賢斗には、金メダルを脅かす強力なライバルが出現した。

「中国の石宇奇です。現在世界ランク2位ですが、昨年12月のワールドツアーでは、桃田にストレート勝ちして優勝している。まだ23歳と若く、東京五輪までにはさらに成長してくる」(別のスポーツ紙記者)

 卓球の張本智和も、中国勢に後塵を拝する。4月6日のアジア杯で世界ランク1位の樊振東に完敗した。卓球コラムニストの伊藤条太氏が語る。

「張本の金メダルは厳しいと思います。彼の最大の武器はチキータ(バックハンドでの強打)ですが、中国勢は卓球台から距離を取ることでスピードを殺すなど“張本対策”に余念ない。女子の伊藤美誠も金メダル候補に挙げられていますが、やはり中国勢は徹底的に研究している。彼女が得意とする逆回転チキータにも対策を講じてきています」

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最終更新:4/16(火) 7:00
NEWS ポストセブン

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